親族の基本構造 [単行本]
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親族の基本構造 [単行本]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2001/01/01
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親族の基本構造 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    凡例

    初版序文

    第二版序文

    序論

    第1章 自然と文化
    自然状態と社会状態/自然状態から社会状態への移行問題/「野生児」/動物生活の高等な形態/普遍性という基準/普遍的規則としてのインセスト禁忌

    第2章 インセスト問題
    合理主義的理論──メイン、モーガン。遺伝学の帰結/心理学的理論──ウェスタマーク、ハヴロック・エリス/社会学的理論I──マクレナン、スペンサー/社会学的理論II──デュルケム/インセスト問題のはらむ二律背反

    第1部 限定交換

    第1篇 交換の基礎

    第3章 規則の世界
    血縁と配偶/「規則としての規則」と見たインセスト禁忌/稀少品統制──食糧分配規則/婚姻規則への移行──婚姻と独身生活

    第4章 内婚と外婚
    互酬性の特別な形式としての複婚/真の内婚と機能的内婚/社会集団の境界/アピナイェ民族の事例/外婚とインセスト禁忌

    第5章 互酬原理
    「贈与論」/未開社会と現代社会における交換/婚姻法則への拡張/古代性の概念とその含意/財の交換から女の交換へ

    第6章 双分組織
    双分組織の一般的性格/分布/自然──クランとクラス/制度および原理としての双分組織/三つの実例をめぐる議論──ニューギニア、アッサム、カリフォルニア/結論──双分組織は社会生活上のいくつかの問題を解決するための方法に帰着する

    第7章 「古代的」をめぐる錯覚
    互酬性概念の起源/児童心理学のデータ/それらのデータについての解釈/フロイトおよびピアジェにおける子供と未開人/S・アイザックスによる批判/大人の思考より子供の思考のほうが一般的な経験を体現する/子供の思考における互酬原理/心理的・社会的経験の拡大

    第8章 縁組と出自
    再び双分組織について/双分組織と交叉イトコ婚の関係/古典的解釈の哲学的前提──関係の概念/クラス体系と関係体系/出自への移行──双方出自の問題/アシャンティとトダ/二分法の概念、この概念と遺伝との類似点──互隔世代の問題/原住民と理論家/アフリカおよびオーストラリアのいくつかの体系への応用/父系出自と母系出自/父系原理の優位

    第9章 イトコ婚
    交叉イトコ婚と類別的体系/選好結合と構造概念/生物的近親性と社会的近親性/交叉イトコ婚の理論的価値/その起源──スワントン、ギフォード、ローウィの主張/議論──親族体系は一つの全体構造として捉えられなくてはならない/交換の基本構造としての交叉イトコ婚

    第10章 婚姻交換
    フレイザーの捉え方とその限界とについての論述──交叉イトコと平行イトコ、交換と市場、双分組織の役割/我々の捉え方との相違

    第2篇 オーストラリア

    第11章 規範的体系
    オーストラリアの諸事情をもつ重要性──姉妹交換の問題/オーストラリア諸体系の分類。この分類の難点/父系二分法と母系二分法/ラドクリフ=ブラウン、ロレンス、クローバーの命題/実例としてのムリンバタ、あるいは体系の発生/カリエラ型体系の記述/アランダ型体系の記述/これら二つの体系は一般的分類に不十分な基盤しか提供しない

    第12章 ムルンギン型体系
    記述/ムルンギン型体系の異例性/アランダ型体系へのいかなる通分も不可能/クラスと親等/ムルンギン型体系の本性についての仮説/理論的帰結/限定交換の定義/全面交換の定義/ムルンギン型親族分類法への応用。ロイド・ウォーナーの心理学的解釈をめぐる議論/ムルンギン型体系の構造。ウィクムンカン型体系から引き出される裏づけ

    第13章 調和体制と非調和体制
    いわゆる逸脱体系──カラジェリ型、ティウィ型、マラ型、アラバナ型、アルリジャ型、サザン・クロス型、ディエリ型、ウィクムンカン型/これらの体系と満州型体系との比較/調和体制と非調和体制の定義/これらの体制と交換の二つの基本形式との関係/一般的分類への逸脱体系の統合/全面交換の個別ケースとしての限定交換

    第14章 第1部補遺
    1いくつかの型の婚姻法則(ムルンギン型体系)をめぐる代数的研究について、シカゴ大学教授アンドレ・ヴェイユ著/2コメント、ムルンギン型体系のもつ明らかな空白についての解釈/内婚と全面交換

    第2部 全面交換

    第1篇 単純な全面交換定式

    第15章 妻を与える人々
    全面交換の理論的必然性からその経験的研究へ/ホドソンの発見/カチン型体系/親族分類法/婚姻規則/mayuniとdamani/交換周期/グラネの仮説/議論──カチン社会の神話的起源/クラス、リネージ、イエ

    第16章 交換と購買
    カチン型体系の見かけの単純性。この体系の帯びるまやかしの性格/購買の煩雑さ/父方親族と母方親族/指称語の問題/これら難問についての解釈──投機と封建制

    第17章 全面交換の外的限界
    ほかの全面交換体系──クキ型、アイモル型、チル型、チョウテ型、タラウ型/還元モデル法を使った変質した形式の研究──ミキル型、ガロ型、ラケール型/アッサムにおける限定交換と全面交換の混淆──コニャック型体系、レングマ・ナガ型体系、ロタ・ナガ型体系、セマ・ナガ型体系、アオ・ナガ型体系、アンガミ・ナガ型体系/アッサムにおける双分組織と三分組織の関係

    第18章 全面交換の内的限界
    ギリヤーク型体系──親族分類法、社会的組織化、婚姻規則/シュテルンベルグによる解釈。議論/カチン型体系との比較。購買の役割/ゴリド型体系/単純な全面交換体系における母方オジの役割/母方志向と父方への反作用/全面交換体系に内在する矛盾/ビルマ=シベリア軸あるか

    第2篇 漢型体系

    第19章 グラネの理論
    グラネによる解釈の一般的性格。漢型体系への応用/古代中国における交叉イトコ婚/双方婚から単方婚への移行/八クラス古代体系の構築/この構築の不可能性

    第20章 昭穆配列
    漢型親族分類法の分析/親等と服喪等級/フェンによる解釈/この解釈が提起する問題/昭穆配列の問題。グラネの命題。シューによる批判/一般的議論──昭穆配列と互隔世代

    第21章 母方婚
    名称体系にかかわる母方婚に有利な情報/テクノミニーによるそれらの情報の解釈。議論/現代中国における母の兄弟の娘との婚姻/その理論的含意/漢型体系の歴史から見た帰結/斜行婚。その古さ。グラネおよびフェンに対する批判/現代における斜行婚の残存

    第22章 斜行婚
    ミウォク型体系における斜行婚理論/親族分類法/ギフォードによる解釈/リネージと半族/構造的現象としての斜行婚。還元モデル法による論証/漢型体系とミウォク型体系

    第23章 周縁型体系
    チベット型体系。「骨の親族」と「肉の親族」。この類別の射程/ロロ型体系/ツングース型体系。カチン型体系およびナガ型体系との比較/満州型体系。一般的性格。社会的組織化。名称体系。解釈。シベリア体系との比較/極東体系の一覧表。極東体系が提起する理論的問題

    第3篇 インド

    第24章 骨と肉
    「骨の親族」と「肉の親族」の区別の広がり。この区別の理論的価値/インドにおける全面交換──ゴンド型体系/全面交換体系におけるカースト概念の位置/昇嫁婚/いわゆる「贈与」婚/sapinda外婚。昭穆配列との比較/インドにおける母方婚/ヘルトによる解釈

    第25章 クランとカースト
    ヘルトの理論。解説の議論/ヒンドゥーの双方主義/婚姻クラス体系が存在するための理論的条件/カーストとgotra。古いクランと見なされたgorta/gorta外婚の真の本性。gortaの二つの型/インドの古代社会構造をめぐる諸仮説

    第26章 非対称構造
    限定交換と全面交換の関係をめぐる理論的考察。交叉イトコ婚の諸類型のあいだにある関係を規定するさいのインドの特権的性格/双方婚。その頻度の低さ/ムンダー型体系/母方オジの問題。母方婚体系における母方オジの役割/母方オジの特権

    第27章 互酬周期
    交叉イトコ婚の理論的問題。提出されたいくつかの解決策。議論/母方婚と父方婚。短周期と長周期/全面交換の最終的解釈結論

    第28章 複合構造への移行
    基本構造のエリア/ビルマ=シベリア軸。全面交換の境界。限定交換の伝播と境界/限定交換と全面交換の決定的関係/オセニア=アメリカ・エリアをめぐる手短な考察。なぜこのエリアは複合構造研究の領分なのか/アフリカをめぐる手短な考察。全面交換の複雑な形式としての購買婚/インド=ヨーロッパ世界をめぐる手短な考察。全面交換の単純な形式から複雑な形式へ。現代の婚姻

    第29章 親族の原理
    婚姻禁忌の普遍的基盤としての交換/外婚の本性/親族の世界/兄弟関係と代父〔義兄弟〕関係/マリノフスキーの理論とそれに対する反論。インセストと婚姻/歴史的総合と構造論的分析。実例としての精神分析および言語学/コミュニケーションの〈世界〉

    訳者あとがき

    索引(事項・集団名・人名・地名)

    図版一覧

    参照文献一覧
  • 内容紹介

    のちに構造主義と呼ばれる手法を用いて、インセスト禁忌、交叉イトコ婚などの問題解明に挑んだ古典的名著。レヴィ=ストロースの原点にして、20世紀の哲学・思想に一大衝撃を与えた野心的労作を、意欲的で大胆な新訳で待望の復刊。
  • 著者について

    クロード・レヴィ=ストロース (レヴィ ストロース クロード)
    1908年ベルギー生まれ、2009年没。文化人類学者。1959年にコレージュ・ド・フランス正教授となり、社会人類学講座を創設。73年にはアカデミー・フランセーズ会員に選出された。著書に『悲しき熱帯』(中央公論社)、『人種と歴史』『構造人類学』『野生の思考』『はるかなる視線』全2巻、『やきもち焼きの土器つくり』『遠近の回想』(いずれもみすず書房)など。

    福井 和美 (フクイ カズミ)
    1953年、愛知県生まれ。翻訳家。訳書にアラン・コルバン『浜辺の誕生――海と人間の系譜学』、ルイ・アルチュセール『マキャヴェリの孤独』、共訳にルイ・アルチュセール『哲学・政治著作集』全2巻(いずれも藤原書店)など。

親族の基本構造 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:クロード レヴィ ストロース(著)/福井 和美(訳)
発行年月日:2001/01
ISBN-10:4787231804
ISBN-13:9784787231802
判型:A5
発売社名:青弓社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:912ページ ※844,68P
縦:22cm
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