ザビーナ・シュピールラインの悲劇―フロイトとユング、スターリンとヒトラーのはざまで [単行本]
    • ザビーナ・シュピールラインの悲劇―フロイトとユング、スターリンとヒトラーのはざまで [単行本]

    • ¥5,500165 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009001178919

ザビーナ・シュピールラインの悲劇―フロイトとユング、スターリンとヒトラーのはざまで [単行本]

価格:¥5,500(税込)
ゴールドポイント:165 ゴールドポイント(3%還元)(¥165相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:岩波書店
販売開始日: 2009/10/31
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ザビーナ・シュピールラインの悲劇―フロイトとユング、スターリンとヒトラーのはざまで の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    若きユングの最初の患者にして恋人、後に独創的な精神分析家としてフロイトからも高く評価されたザビーナ・シュピールライン。しかし母国ロシアに戻った彼女を待っていたのは、スターリン時代の粛清により弟三人を銃殺され、自らもドイツ軍に娘二人とともに虐殺されるという残酷な運命だった。スキャンダルの当事者という歪曲された烙印を押されたまま、先駆的な業績とともに歴史の闇に葬られていた彼女の生涯を、膨大な史料と各国にわたる調査により丹念に跡付けた画期的な力作。
  • 目次

     プロローグ

    第一部 ロシアでの幼年時代
     第一章 父親の生い立ち――農民の息子から大商人へ
     第二章 母親の生い立ち――帝政ロシアで初めて大学に入学した女性の一人
     第三章 ロストフ・ナ・ドヌーでの幼年時代
     第四章 ロストフのエカテリーナ・ギムナジウムにて

    第二部 スイス時代 1904~1911年
     第五章 神経症の時代
     第六章 約束の地
     第七章 ブルクヘルツリ精神病院
     第八章 ユングの治療とザビーナの転移
     第九章 友人の女性たち
     第一〇章 チューリヒのロシア人女子学生たち
     第一一章 ザビーナの孤独
     第一二章 ユングからフロイトへの報告
     第一三章 医学博士の試験に合格する

    第三部 ミュンヒェン―ウィーン―ロストフ―ベルリン 1911~1914年
     第一四章 論文「生成の原因としての破壊」
     第一五章 ウィーンでフロイトに師事する
     第一六章 ロストフでの結婚
     第一七章 ベルリン時代 1912~1914年

    第四部 二度目のスイス滞在 1914~1923年
     第一八章 ローザンヌ――『風』
     第一九章 ジュネーヴの精神分析家
     第二〇章 東か西か?

    第五部 ソ連の実験室 1923~1942年
     第二一章 「マシニザーツィヤ」――新しい人間への夢
     第二二章 ロシアを覆う闇
     第二三章 ザビーナ・シュピールラインの死
     エピローグ

     解説 遠藤裕乃
     訳者あとがき

     注
     図版リスト
     年表
  • 出版社からのコメント

    時代の歯車に引き裂かれた精神分析家の生涯
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    リッヒェベッヒャー,ザビーネ(リッヒェベッヒャー,ザビーネ/Richeb¨acher,Sabine)
    デュッセルドルフ生まれ、スイス在住。社会学者、精神分析家、著述家。長年にわたって『新チューリヒ新聞』にコラム「心理学の最新動向」を執筆。また精神分析学におけるアウトサイダーに関する数多くの講演を行っている

    田中 ひかる(タナカ ヒカル)
    1965年ボンで生まれる。千葉大学文学部史学科卒。一橋大学大学院博士課程単位取得退学。1997年一橋大学で博士号取得。現在、大阪教育大学准教授。専攻は歴史学、とくにアナーキズム史
  • 著者について

    ザビーネ・リッヒェベッヒャー (ザビーネリッヒェベッヒャー)
    ザビーネ・リッヒェベッヒャー
    デュッセルドルフ生まれ,スイス在住.社会学者,精神分析家,著述家
    著書――『われわれに欠けているのはほんのわずかなものに過ぎない――ドイツ・プロレタリア女性運動史 1890~1914年』(1982年)
    長年にわたって『新チューリヒ新聞』にコラム「心理学の最新動向」を執筆.また精神分析学におけるアウトサイダーに関する数多くの講演を行っている

    田中 ひかる (タナカ ヒカル)
    田中ひかる(たなか ひかる)
    1965年ボンで生れる.千葉大学文学部史学科卒.一橋大学大学院博士課程単位取得退学.1997年一橋大学で博士号取得.現在,大阪教育大学准教授
    専攻――歴史学,とくにアナーキズム史
    著書――『ドイツ・アナーキズムの成立』(御茶の水書房)

ザビーナ・シュピールラインの悲劇―フロイトとユング、スターリンとヒトラーのはざまで の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:ザビーネ リッヒェベッヒャー(著)/田中 ひかる(訳)
発行年月日:2009/10/29
ISBN-10:400023028X
ISBN-13:9784000230285
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:463ページ ※396,67P
縦:20cm
その他: 原書名: SABINA SPIELREIN:Eine fast grausame Liebe zur Wissenschaft〈Richeb¨acher,Sabine〉
他の岩波書店の書籍を探す

    岩波書店 ザビーナ・シュピールラインの悲劇―フロイトとユング、スターリンとヒトラーのはざまで [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!