ドパミナジック [単行本]

ドパミナジック [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  それは、搾取されやすいのに、意識しにくい感情―。ドパミナジックな脳内変化に気づいていない１２人の物語。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  荷物を持ち上げる薄着の腕―坂口郁子の場合；メイドカフェ常連の誇り―森田栄治の場合；歌が好きなだけなのに―霜月那津子の場合；僕は、網のすき間をくぐれた。―玉名肇の場合；女って、セックスの時…―飯田清晴の場合；なんで童貞好きかって？だから、そんなことないんですって！―三宅花の場合；そんなにいいですか？弱ってる私。―長本和雄の場合；一人で大きくなったつもりの子どものようなおまえの話。―松田善之の場合；だって、ほんのちょっと楽しみが欲しかっただけなのよ。―下条美恵子の場合；だって、ぐっとくるじゃないですか。それが男ってもんじゃないの？―辺見勝の場合；朗々と声に出して言おう。「美しい男、その名も…」―前原正巳の場合；娘の成長はそりゃ、うれしいもんですし、それ、普通でしょう。当たり前のことでしょう。―半田敏政の場合

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  内田 春菊(ウチダ シュンギク)
  １９５９年、長崎県生まれ。８４年に４コマ漫画で漫画家デビュー。９３年に小説デビュー作の『ファザーファッカー』で直木賞候補となる。漫画の代表作に『南くんの恋人』『水物語』『目を閉じて抱いて』等、小説に『キオミ』（芥川賞候補）等がある。『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』で第４回Ｂｕｎｋａｍｕｒａドゥマゴ文学賞を受賞

ドパミナジック [単行本] の商品スペック