山本周五郎探偵小説全集〈第4巻〉海洋冒険譚 [単行本]

山本周五郎探偵小説全集〈第4巻〉海洋冒険譚 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  秘密結社の同志となって、世界を相手に戦う北平馬。某国の上海秘密武器工場の破壊任務を達せられるか？そして謎の「囮船第一号」船長の正体やいかに。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  囮船第一号；死の棺桶島；新造船の怪；難破船の怪物；流血船西へ行く；廃灯台の怪鳥；海浜荘の殺人；南海の魔島；永久砲事件；水中の怪人；荒城の月

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  山本 周五郎(ヤマモト シュウゴロウ)
  １９０３～６７年。山梨県生まれ。小学校を卒業後、質店の山本周五郎商店の徒弟となる。文芸に理解のある店主のもとで創作を始め、１９２６年の「文藝春秋」に掲載された『須磨寺附近』が出世作となる。デビュー直後は、倶楽部雑誌や少年少女雑誌などに探偵小説や伝奇小説を書いていたが、戦後は政治の非情を題材にした『樅ノ木は残った』、庶民の生活を活写した『赤ひげ診療譚』、『青べか物語』など人間の本質に迫る名作を発表している。１９４３年に『日本婦道記』が直木賞に選ばれるが受賞を辞退。その後も亡くなるまで、あらゆる文学賞の受賞を拒否し続けた
  
  末國 善己(スエクニ ヨシミ)
  １９６８年広島県生まれ。文芸評論家

山本周五郎探偵小説全集〈第4巻〉海洋冒険譚 [単行本] の商品スペック