「ジェンダー」の危機を超える!―徹底討論!バックラッシュ(青弓社ライブラリー) [全集叢書]

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「ジェンダー」の危機を超える!―徹底討論!バックラッシュ(青弓社ライブラリー) [全集叢書]

若桑 みどり(編著)加藤 秀一(編著)皆川 満寿美(編著)赤石 千衣子(編著)
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出版社:青弓社
販売開始日: 2006/08/21
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「ジェンダー」の危機を超える!―徹底討論!バックラッシュ(青弓社ライブラリー) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    男女平等や性の自己決定、それらを支える社会制度の設計を推進してきた概念であるジェンダーに対して、誤解や曲解に基づく攻撃=バックラッシュが全国で巻き起こっている。「男らしさ/女らしさ」を基盤に、性別役割の非対称な権力構造を固定化させるのが狙いである。これに反撃するシンポジウムには、江原由美子や井上輝子、若桑みどりら研究者を筆頭に、学校教員・弁護士・政治家・女性団体・市民が集まり、バックラッシュの現状を報告しあい、概念としてのジェンダーをめぐる徹底討論がおこなわれた。その成果をもとに、上野千鶴子や鶴田敦子、加納実紀代、舘かおるらも寄稿し、バックラッシュの反動性を批判し、ジェンダー概念の深化をさぐる。
  • 目次

    刊行にあたって 米田佐代子

    はじめに 皆川満寿美/赤石千衣子

    序章 「渦中の人」から 上野千鶴子
     1 経過──いくつものアクターが関与して日の目を見た事件
     2 評価──バックラッシュがもたらした逆説的貢献
     3 背景──根が深い反動派の動き
     4 見通し──絶望しているひまなんかない

    第1部 「ジェンダー」をめぐるポリティクス

    第1章 ジェンダー概念の有効性について 江原由美子
     1 問題の所在と本稿の目的
     2 学問におけるジェンダー概念
     3 ジェンダー研究の展開とジェンダー概念
     4 ジェンダー概念の有効性
     5 「ジェンダー」に対する攻撃をどう考えるか

    第2章 「ジェンダー」「ジェンダーフリー」の使い方、使われ方 井上輝子
     1 運動・教育・行政用語としての「ジェンダー」「ジェンダーフリー」の登場
     2 「ジェンダー」「ジェンダーフリー」の用語法
     3 「ジェンダー」「ジェンダーフリー」使用法についてのいくつかの考察

    第3章 バックラッシュの流れ──なぜ「ジェンダー」が狙われるのか 若桑みどり
     1 前提──アメリカにおけるバックラッシュ
     2 ジェンダー・バックラッシュの流れ
     3 バッシングの主たる対象
     4 バックラッシュ・キャンペーンの「主体」は誰か
     5 なぜ彼らはジェンダーを攻撃するのか
     6 ジェンダー攻撃の論点批判
     7 まとめ

    第4章 「現場」からの声
     1 「ジェンダーフリー」教育の現場から 兵頭貴子
     2 性教育へのバッシング──学校の現場から 高村あい

    第5章 言葉を力に──市民と行政と学界のはざまで 丹羽雅代
     1 「セクシュアル・ハラスメント」概念の獲得が女性たちにもたらしたもの
     2 教育現場での性差別を問題にすることの困難
     3 東京女性財団発行物『ジェンダーチェック』への違和感
     4 なぜ多くの女性センターや女性行政担当が『ジェンダーチェック』にとびついたのか
     5 バックラッシュに抗して

    第6章 ことばは生きている、あるいは、よりよき相互理解のために 加藤秀一
     1 ねらい
     2 「ジェンダー」概念について
     3 おまけ──「ジェンダー」「ジェンダーフリー」という言葉の問題
     4 最後に

    第2部 「ジェンダー」の何が問題なのか──3・25シンポジウム全体討議

    第3部 バックラッシュに抗うまなざし
     1 フェミニストの一部がどうしてジェンダーフリー概念を避けるのか 伊田広行
     2 トランスジェンダーからの攪乱的問いかけ、ジェンダー概念再考 金井淑子
     3 ジェンダーフリー・バッシングと「日本の伝統」 加納実紀代
     4 ジェンダーフリー教育が意図したもの 舘 かおる
     5 「国家とジェンダー」を問う 鶴田敦子
     6 学習・思想をめぐる市民と行政 細谷 実

    おわりに 若桑みどり

    資料 ジェンダー関連年表
       抗議文ほか
  • 内容紹介

    バックラッシュに反撃する! 男女平等や性の自己決定を主張し市民権を得ているジェンダーという概念に対して、全国で曲解や歪曲に基づく批判=バックラッシュが巻き起こっている。それらの反動性を徹底的に批判し、ジェンダー概念の深化を探る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    若桑 みどり(ワカクワ ミドリ)
    1935年生まれ。ジェンダー文化研究所長、千葉大学名誉教授。専攻はジェンダー美術史

    加藤 秀一(カトウ シュウイチ)
    1963年生まれ。明治学院大学教員。専攻は社会学、ジェンダー論

    皆川 満寿美(ミナガワ マスミ)
    1961年生まれ。大学非常勤教員。専攻は社会学、エスノメソドロジー、ジェンダー研究

    赤石 千衣子(アカイシ チエコ)
    1955年生まれ。「ふぇみん」編集部。夫婦別姓選択制の導入や婚外子差別の撤廃などに取り組む
  • 著者について

    若桑 みどり (ワカクワ ミドリ)
    1935年生まれ。ジェンダー文化研究所長、千葉大学名誉教授。専攻はジェンダー美術史。著書に『戦争とジェンダー』(大月書店)、『お姫様とジェンダー』『象徴としての女性像』『戦争がつくる女性像』(すべて筑摩書房)など。

    加藤 秀一 (カトウ シュウイチ)
    1963年生まれ。明治学院大学教員。専攻は社会学、ジェンダー論。著書に『性現象論』(勁草書房)、『〈恋愛結婚〉は何をもたらしたか』(筑摩書房)、共著に『図解雑学ジェンダー』(ナツメ社)など。

    皆川 満寿美 (ミナガワ マスミ)
    1961年生まれ。大学非常勤教員。専攻は社会学、エスノメソドロジー、ジェンダー研究。共著に『相互行為の社会心理学』(北樹出版)、『意味と日常世界』(世界思想社)、論文に「ラディカル・リフレクシヴィティとエスノメソドロジー」(「ソシオロジスト」第1号、1999年)など。

    赤石 千衣子 (アカイシ チエコ)
    1955年生まれ。「ふぇみん」編集部。夫婦別姓選択制の導入や婚外子差別の撤廃などに取り組む。共著『シングルマザーに乾杯!』(現代書館)など。

「ジェンダー」の危機を超える!―徹底討論!バックラッシュ(青弓社ライブラリー) の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:若桑 みどり(編著)/加藤 秀一(編著)/皆川 満寿美(編著)/赤石 千衣子(編著)
発行年月日:2006/08/23
ISBN-10:4787232622
ISBN-13:9784787232625
判型:B6
発売社名:青弓社
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:307ページ
縦:19cm
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