法科大学院―日本型ロースクールとは何か(平凡社新書) [新書]

法科大学院―日本型ロースクールとは何か(平凡社新書) の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  「法科大学院」は弁護士・検察官・裁判官を養成するための大学院で、アメリカのロースクールをモデルとして、実務教育を行うとされる。法科大学院で学ぶことが司法試験合格の必要条件となり、二〇〇四年の開学を前に、司法試験受験者などに大ショックを与えた。五〇年に一度といわれる大改革は、学生と大学・大学教員、さらに司法試験と法曹、そして日本社会をどう変えるのだろうか。コロンビア大学ロースクール留学経験をもとに、法科大学院の実像と影響を大胆かつ具体的に予測する。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  序章　法化社会の到来
  第１章　日本の法曹養成の現状（法学部の現状―進む教養化
  司法試験の現状―予備校は不可欠　ほか）
  第２章　法科大学院構想（二〇〇四年開学の背景
  入学試験はどうなるか　ほか）
  第３章　アメリカのロースクール―コロンビア・ロースクールを例として（ロースクールとは何か
  入学試験に代わるアドミッション　ほか）
  第４章　法科大学院は日本社会をどう変えるか（司法制度改革のポイント
  日本社会とアメリカ社会―性善説型システムと性悪説型システム　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  山田 剛志(ヤマダ ツヨシ)
  １９６５年新潟県生まれ。新潟大学法学部助教授。新潟大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。２０００～２００１年コロンビア大学ロースクール客員研究員。商法・金融法専攻。大学では、商法を講義する傍ら、毎回レポートを提出させるなど、「最も厳しい」ゼミを開講している

法科大学院―日本型ロースクールとは何か(平凡社新書) の商品スペック