遠野物語と源氏物語―物語の発生する場所とこころ(こころの未来選書) [全集叢書]

遠野物語と源氏物語―物語の発生する場所とこころ(こころの未来選書) の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  鄙の地で生まれ口伝えで伝承されてきた物語。都で生まれ書物として読み継がれてきた物語。両者を代表する『遠野物語』と『源氏物語』を比較しつつ、『遠野物語』と柳田國男の微妙な関係、『源氏物語』が生まれた寝殿造という空間、物語と霊魂など、物語が発生する場所とこころについて語り合う。日本の代表的な古典に関する論考も収載。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  『遠野物語』と『源氏物語』の距離
  『源氏物語』の場所とこころ
  歌と物語の発生
  『遠野物語』の場所とこころ
  討議
  東北おばあたちの物語の発声現場
  『遠野物語』における場所とこころの接点
  コメント
  閉会のあいさつ
  『遠野物語』と「古典」―「物語」の発生する場所とこころ

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  鎌田 東二(カマタ トウジ)
  １９５１年、徳島県阿南市生まれ。國學院大學文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科神道学専攻博士課程単位取得満期退学。現在、京都大学こころの未来研究センター教授。文学博士。宗教哲学・民俗学・日本思想史・比較文明学などを幅広く研究

遠野物語と源氏物語―物語の発生する場所とこころ(こころの未来選書) の商品スペック