五つの心臓を持った神―アイヌの神作りと送り [単行本]

五つの心臓を持った神―アイヌの神作りと送り [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  アイヌ民族には、人の送り、器物送り、動物の送りがある。アイヌは、てづくりの物から生き物まで、魂が宿ると考えてきた。本書は、総合研究大学院大学博士号を取得した論文を書き改めた、アイヌ文化の入門書である。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　人間の送り（アイヌの死
  アイヌの葬送―アイヌ民族の死生観　ほか）
  第２章　動物の送り（イヨマンテ＝クマ送り
  イヨマンテの精神　ほか）
  第３章　器物の送り（送られる道具
  器の送りの儀式　ほか）
  第４章　身近な神々の送り（身近な神々
  チセコロカムイ＝家を守ってくれる神　ほか）
  終章　自然を神と崇めて（祈詞と昔話
  サケとアイヌ）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  萱野 茂(カヤノ シゲル)
  １９２６年、北海道平取村二風谷に生まれ、アイヌ語を母語として育つ。アイヌ文化の伝承と研究に努める。’７５年菊池寛賞、’８９年吉川英治文化賞、’９３年北海道文化賞などを受賞。アイヌ民族初の参議院議員として「アイヌ文化振興法」の成立に尽力。’０１年総合研究大学院大学博士（学術）号を取得。萱野茂二風谷アイヌ資料館館長

五つの心臓を持った神―アイヌの神作りと送り [単行本] の商品スペック