応用昆虫学の基礎 [単行本]
    • 応用昆虫学の基礎 [単行本]

    • ¥4,290129 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009001206134

応用昆虫学の基礎 [単行本]

価格:¥4,290(税込)
ゴールドポイント:129 ゴールドポイント(3%還元)(¥129相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:朝倉書店
販売開始日: 2000/04/13
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

応用昆虫学の基礎 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    科学・技術はめざましい勢いで進展しており、とくに最近の数々の成果には目をみはるものがある。昆虫学においても例外ではない。このような日進月歩の科学の発達を考えれば、教える側の教師にも、教えられる側の学生にも、最新の知識を取り入れた教科書が必要となってきている。本書『応用昆虫学の基礎』はこのような背景をふまえて企画された。求められることは、世紀の転換点にある今日、基本的な知識を最低限記述した上で、最近の昆虫学上の進歩と、昆虫学を利用した応用技術の発展の著しい分野に焦点を当てることであろう。本書はこれらの点を強く意識して書かれた。
  • 目次

    1. 応用昆虫学がめざすもの
        20世紀,わが国応用昆虫学の進歩/21世紀に向けて
    2. 昆虫の種多様性と系統進化
     2.1 昆虫の出現と適応放散
       昆虫の起源/現存昆虫群とその特徴
     2.2 種と多様性
       種の認識/同定と分類/形態と多様性
     2.3 種の多様化機構
        変異/自然環境における変異/隔離/種分化の様式/種分化の進化的意義
     2.4 系統と進化
       系統分方類とその方法/系統発生の進化機構
    3. 生活史の適応と行動
     3.1 昆虫の季節適応
       さまざまな生活史/非休眠発育/活動停止/周年経過の推定/季節的なイベント
     3.2 昆虫の生活史と行動
       行動生態学と化学生態学/配偶行動と性選択/餌資源の探索と選択/
        社会性昆虫の生活
    4. 個体群と群集の生態学
     4.1 個体群と群集とは何か
        個体群の構造/個体群とそれを取り巻く環境要素/群集
     4.2 個体群の増殖
        生存と繁殖のスケジュール/個体群の成長モデルと個体群パラメータ/
        密度効果とこみあい効果
     4.3 個体群と生活史戦略
        生活史戦略の理論/生活史形質と自然選択
     4.4 個体群の動態とその決定要因
        変動主要因と密度依存要因/個体数変動と資源/個体数変動の周期性/
        個体群動態と遺伝
     4.5 種間関係と群集構造
        種間関係/群集構造とその決定要因
    5. 生体機構の制御と遺伝的支配
     5.1 昆虫に特徴的な現象,機能
        水分代謝/飛翔/社会性/変態/多様性
     5.2 エネルギー代謝
        解糖系/α-GPサイクル/プロリンの酸化とTCAサイクル(トリカルボン酸
        サイクル)/飛翔筋のエネルギー出力
     5.3 成長と発育
        機能分化/脱皮・変態とホルモン/その他の昆虫ホルモン
     5.4 生体防御
     5.5 化学生態学
     5.6 分子進化
        共生微生物/分子進化学
     5.7 細胞の中の時間と空間
        前後,背腹,左右/細胞の空間認識機構/生殖細胞形成機構/
        細胞の時間認識機構
    6. 総合的害虫管理
     6.1 害虫防除法
        有機合成農薬/天敵資材/忌避資材
     6.2 総合的害虫管理とは
        複数防除法の合理的統合/経済的被害許容水準(EIL)/
        害虫個体群のシステム管理
     6.3 総合的害虫管理の実例
       露地栽培ナスでのミナミキイロアザミウマのIPM/果樹害虫のIPM/ワタ害虫のIPM
    7. 有用資源としての昆虫
     7.1 二大有用昆虫利用の歴史:カイコとミツバチ
     7.2 生物的防除資材
        導入天敵による永続的防除/「生物農薬」としての利用/
        天敵の導入,管理上の問題点/有害植物の防除
     7.3 媒介機能の利用
       ポリネーション/致死遺伝子,不妊剤などの媒介機能の利用
     7.4 有用物質の生産と利用
       カイコ絹タンパクの多目的利用/多様なミツバチ生産物/抗菌活性物質の利用/
       昆虫関連微生物による有用物質の生産/培養細胞の利用/
       その他の有用物質利用の可能性
     7.5 機能モデルとしての有用性
        すぐれた飛翔能力/小型ロボット/退色しないチョウの翅の干渉色/
        スズメバチの飛行燃料をモデルとしたスポーツドリンク/
        ホタルの発光原理,生体防御系を利用した微生物検知薬/
        神経系における分散並列処理機構/社会性昆虫のコロニーにみる自己組織化
     7.6 昆虫自体の機能改変と形質転換植物用遺伝子素材の供給
        クワ以外でも食べる広食性のカイコ/刺さないミツバチ,アルファルフアを選好    するミツバチ/トランスジェニック昆虫作りの原理と現状/共生微生物を介した    目的昆虫の改変/昆虫遺伝子を発現するトランスジェニック植物
    8. 参考文献
    9. 図表引用文献
    10. 和文索引
    11. 欧文索引
  • 出版社からのコメント

    0
  • 内容紹介

    最新の知見を盛り込みながら,わかりやすく解説した教科書・参考書。〔内容〕応用昆虫学のめざすもの/昆虫の多様性と系統進化/生活史の適応と行動/個体群と群集の生態学/生体機構の制御と遺伝的支配/害虫管理/有用資源としての昆虫

応用昆虫学の基礎 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:朝倉書店
著者名:中筋 房夫(著)/内藤 親彦(著)/石井 実(著)/藤崎 憲治(著)/甲斐 英則(著)/佐々木 正己(著)
発行年月日:2000/04/10
ISBN-10:4254420234
ISBN-13:9784254420234
判型:A5
発売社名:朝倉書店
対象:専門
発行形態:単行本
内容:農林業
言語:日本語
ページ数:211ページ
縦:22cm
他の朝倉書店の書籍を探す

    朝倉書店 応用昆虫学の基礎 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!