不敵雑記 たしなみなし(集英社文庫) [文庫]

不敵雑記 たしなみなし(集英社文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  凄惨な事件を嘆き、世間の腐敗を糾弾し、教育のでたらめぶりに憤怒の炎を燃やすアイコ先生の大音声。「せめて若者よ、まじめにやれぇ！」閉塞感と無力感に満ちた病めるニッポンに贈る、不敵な老後を生き抜くための知恵とユーモアに満ちたエッセイの数々。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  たしなみなし（素直な感性を；新正月風景　ほか）
  そうして、ここまで来た（そうして、ここまで来た；無口のわけ　ほか）
  楽しみなような、怖いような（楽しみなような、怖いような；人は必ず死ぬのである　ほか）
  おもろうて、やがて悲しき（おもろうて、やがて悲しき；大人物中山あい子；野上照代雑感）
  幽霊騒動てんまつ記（幽霊騒動てんまつ記；とにもかくにも私は経験した）

• 内容紹介

  大胆不敵な怒りの老境エッセイ集。
  少年よ、大志を抱け、なんて高級なことはもういわない。せめて若者よ、マジメにやれエ。世相を憂い、腐敗を憎み、軟弱おとなを叱り飛ばす。不敵な老後を生き抜く知恵とユーモア。
  
  

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  佐藤 愛子(サトウ アイコ)
  １９２３年１１月５日大阪生。甲南高女卒。処女作「愛子」。６３年「ソクラテスの妻」が芥川賞候補となる。６９年「戦いすんで日が暮れて」で直木賞、７９年「幸福の絵」で女流文学賞、２０００年「血脈」で菊池寛賞を受賞

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