築地を考える人―世界を動かす魚市場におくる52人のメッセージ [単行本]

築地を考える人―世界を動かす魚市場におくる52人のメッセージ の 商品概要

• 目次

  まえがき
  
  「築地市場を考える」　隈研吾×福岡伸一
  
  ◇世界の市場からの手紙
  「2020年の再会を期して」　　上海　周 妙徳
  「市場再生、ニューヨークの場合」　　ニューヨーク　デビッド・サミュエルズ
  「長期的視野でクリアなヴィジョンを」　　ロンドン　クリストファー・レフトウィッチ
  
  【緊急特別寄稿】
  「一つの街の記憶」　　カルロ・ペトリーニ
  「グローバリゼーションと共同体」　テオドル・ベスター
  「トーキョー・フード・ストーリー」　横川 潤
  「アジア開放型凸凹都市」　原田鎮郎
  「築地は人間学校だった」　坂口恭平
  「おいしい普通のごはん」　飯島奈美
  「築地市場の空間を残し、使い続けること」　五十嵐太郎
  「魚河岸の親父」　石塚元太良
  「新東京中央卸売市場の将来」　小松正之
  「民族的精神のルーツ」　沈昭良
  「仲卸O商店の半世紀」　月本裕
  
  ◇築地やあ、やあ、やあ!
  「ツキジフィッシュマーケットの多様性」　山崎康弘
  「長い時をかけて築いてきたもの」　山崎浩二
  「なぜ旨いのか」を伝えられる存在　小槻義夫
  「干もの一筋、アウトローでいいじゃない」　加納宏二
  「魚を世界一知り尽くしているアドバンテージ」　酒井 衛
  「銀鱗会がつなぐもの」　粟竹俊夫
  「築地3代目、仲卸の存在意義を思う」　飯田統一郎 × 小黒 宏
  「助け合いの心を忘れてはいないか」　平井啓之
  「残すべき文化を商いとする」　加藤木大介
  「I love TSUKIJI」　マリオ・ヴァッターニ/ジョナサン・ヘイズ/ アポロニア・ポワラーヌ/P・J・クルック/ スコット・ハース/エリン・リンドクヴィスト/ 吉積サイモン/ジョエル・ロブション
  「本当の魚の味をわかって欲しい」　鉛山茂久
  「築地市場はアジール」　小山田和明
  「ステータスがある中央市場」　長谷川勇司 × 山﨑正夫
  「築地に行けばなんでも揃う」　近藤義春
  「日本の漁業を背負ってるんだから」　長山一夫
  「この町は人が温かい」　小川三夫
  「たまらなくカッコいい男衆」　伊藤嘉奈子
  「箱買いする粋な人たち」　福田遥博古
  「堂々として、正直」　鈴木章夫
  「一流の料理人に応えるしあわせ」　角山浩一
  「世界中を探してもここにしかないもの」　中野里孝正
  「日本をどういう国にしていくのか?」　丸山邦治
  「とにかく祭り好き」　鈴木淑人
  「アラン・ドロンか、蛸屋か?」　杏子 × まり恵
  「ホンモノの味を伝える」　近藤文夫
  「クリエイションの源泉」　田村 隆
  
  あとがき

• 内容紹介

  それぞれのリアリティとまなざし
  世界を動かす魚市場におくる52人のメッセージ
  
  日本橋からこの地に引っ越して70年余経ったいま、築地市場も再整備が必要だと言われている。
  はたして築地市場の移転は必然なのか?そもそも築地市場の特異な文化をどれだけ理解しているのだろうか?
  国内外から観光客の絶えない、世界に誇る”築地市場”をいま一度見直すため、築地市場とその周辺で営む人々や築地ゆかりの著名人52人のメッセージとイラスト・写真でリアルな築地の裏側を紐解く、注目の1冊。

築地を考える人―世界を動かす魚市場におくる52人のメッセージ の商品スペック