脳死の人―生命学の視点から 増補決定版 [単行本]

脳死の人―生命学の視点から 増補決定版 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  脳死とは人と人との関わり方の問題である。日本の脳死論議の地平を切り拓き、その方向を決定づけた名著に、「移植前夜、医師たちを前にした講演」と「子どもの脳死問題」の新稿２篇を増補。脳死・臓器移植問題を考えるための必読書。

• 目次

  決定版のまえがき
  旧版のはしがき
  
  第１章　脳死とは人と人との関わり方である
  第２章　集中治療室とはどのような場所か
  第３章　臓器移植の光と影
  第４章　脳死身体の各種利用とは何か
  第５章　私の死と他者の死
  第６章　現代医療の部分主義について
  第７章　効率性とかげがえのなさ
  対談　脳死と臓器移植の本当の問題　杉本健郎・森岡正博

• 内容紹介

  日本の脳死論議を切り拓いた名著に「子供の脳死問題」等二篇を増補。脳死を考えるための必読書。

• 著者について

  森岡 正博 (モリオカ マサヒロ)
  1958年，高知県生まれ。東京大学文学部卒。東京大学助手，国際日本文化研究センター助手，大阪府立大学教授を経て，現在，早稲田大学人間科学部教授。博士（人間科学）。早稲田大学では現代哲学，生命倫理学，研究倫理などを教えている。著書に『増補決定版脳死の人』（法藏館）『無痛文明論』（トランスビュー）『感じない男』（ちくま新書）『まんが哲学入門』（講談社現代新書）などがある。

脳死の人―生命学の視点から 増補決定版 [単行本] の商品スペック