昭和の仕事 [単行本]

昭和の仕事 [単行本] の 商品概要

• 内容紹介

  戦後、高度経済成長を経験した「昭和」という時代から学ぶことは多い。著者が注目したのは忘れられた仕事の実態である。担ぎ屋、唄い屋、三助、隠坊、木地師、ねこぼくや、羅宇屋（らうや）、ポンせんべい屋、よなげや、香具師、門付け、蛇取り師、カンジンどん、まっぽしさん……。戦後引き揚げ者でもあるひとりの放浪詩人高木護の聞き書きを柱として、生きるためにやってきた仕事、さらに各地で細々と続いている職人仕事なども含めて、そこから見えてくるほんとうの豊かさと貧しさ、そして人はなぜ働くのか、その根源的な意味を問いかける。
  
  図書館選書
  昭和という時代から学ぶことは多い。著者は忘れられた仕事に注目。放浪詩人高木護の生きるための仕事を柱に今も細々と続く職人仕事等140種を紹介。見えてくる本当の豊かさと貧しさ、なぜ働くのか、その根源的な意味を問う。

• 著者について

  澤宮優 (サワミヤユウ)
  1964年熊本県生まれ。ノンフィクション作家。青山学院大学文学部史学科（考古学専攻）卒業。主な著書に『戦国廃城紀行』『ドラフト1位 ９人の光と影』（以上、河出書房新社）『二十四の瞳からのメッセージ』（洋泉社）『1000キロの海を渡った大王の棺』（現代書館）など。

昭和の仕事 [単行本] の商品スペック