自我の探究(現代カント研究〈8〉) [単行本]

自我の探究(現代カント研究〈8〉) [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  本書は、狭義の「近代」の閉塞感を背景に、あらためて「近代」の産物であり我々自身のものでもある「自我」を、その創始者であるカントに立ち帰って再検討してみた。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  １　超越論的統覚と他者―バークリ的観点から
  ２　自由と決定論の両立―「超越論的自由」をめぐって
  ３　定立する自我の探求
  ４　カントにおける自己直観・自発性・現実性―形而上学講義Ｌ１から『純粋理性批判』へ
  ５　カントの他我認識論―その可能性と限界
  ６　カントと自己決定の問題
  ７　批判的空間に生きる「私」とは―幾何学と「根源的獲得」の視点から
  ８　霊魂論から心身問題へ―『視霊者の夢』における転回
  ９　認識論的自我の自発性―ニューラルネットワークのパイオニア的存在としてのカント
  書評
  学会報告

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  植村 恒一郎(ウエムラ ツネイチロウ)
  １９５１年生。東京大学大学院博士課程修了。群馬県立女子大学教授
  
  朝広 謙次郎(アサヒロ ケンジロウ)
  １９６０年生。上智大学大学院博士課程修了。青山学院大学非常勤講師

自我の探究(現代カント研究〈8〉) [単行本] の商品スペック