ことばと精神―粟津則雄講演集 [単行本]

ことばと精神―粟津則雄講演集 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  精神はことばで作られる。日本の近代詩人たちを中心に、その生涯と作品を熱い共感と練達の分析力で読み解いた、著者初めての講演集。明快かつ懇切な語り口で文学精神の深淵をのぞく。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  正岡子規―子規句集をめぐって
  島崎藤村の文学
  高村光太郎
  冨永太郎―二十四年の生涯
  中原中也雑感
  立原道造
  立原道造『萱草（わすれぐさ）に寄す』
  草野心平の人と作品
  高見順『死の淵より』
  上田三四二―「死」という主題の深刻化

• 内容紹介

  日本近代を形成した詩人、俳人を対象に縦横に論じる、粟津則雄氏の講演を集大成する。近代日本文学のことばと精神を、近代文学魂のありようを鋭く、熱く問う文学論集。粟津批評への入口として絶好の書。

ことばと精神―粟津則雄講演集 [単行本] の商品スペック