中東・北アフリカの音を聴く―民族音楽学者のフィールドノート(地球音楽出会い旅〈2〉) [単行本]
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中東・北アフリカの音を聴く―民族音楽学者のフィールドノート(地球音楽出会い旅〈2〉) [単行本]

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出版社:スタイルノート
販売開始日: 2008/05/09
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中東・北アフリカの音を聴く―民族音楽学者のフィールドノート(地球音楽出会い旅〈2〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    音の視点で中東から北アフリカ、そしてヨーロッパを旅する本。
  • 目次

    第1章 沙漠の音風景-エジプト
     1.サーキアを追って
      ナイル川グリーンベルト
      サーキア
      サーキアその後
     2.自然の音、都市の音
      水の音
      都市の喧騒
     3.シナイ半島を歩く
      沙漠と海のあいだに
      風の音、動物の声
      歌と器楽
      自作の楽器で得意曲をうたう
      ダッヒーヤ

    第2章 アザーンとコーラン朗唱-エジプト、モロッコほか
     1.アザーン
      ムアッジン
      アザーン
      アザーン定句
      多様な旋律
      ウマイア・モスクのアザーン
     2.コーラン朗唱
      イスラームの根本聖典
      声にだしてとなえる
      開扉の章
      どこでもつねにアラビア語で
      コーラン聴体験
    第3章 神秘主義教団の歌舞-チュニジア、トルコ
     1.イスラームと音楽
      音楽論争
      スーフィー
     2.ジクル
      ジクルとは?
      シャージリー教団のジクル
     3.スーフィーの歌舞
      メヴレヴィー教団の旋舞
      「踊るデルヴィーシュ」
      ネイ
     4.タンヌーラ
      宗教儀礼から民俗舞踊へ

    第4章 東方教会の聖歌-エジプトほか
     1.東方の諸教会
      「東方教会」の概念
      東地中海地域の東方教会

     2.南シナイの聖カトリーナ修道院
      要塞型修道院
      クリスマス・ミサ
     3.コプト教会
      コプト聖歌との出会い
      エジプトのキリスト教徒
      コプト音楽の形態と性格
      コプト学院とモフタハ師
      コプト語
      ナークース

    第5章 ユダヤ音楽-イスラエル
     1.カンティレーション(旧約朗唱)
      創世記冒頭
      ジェルバ島のユダヤ教会
     2.シナゴーグ聖歌
      ピユート
      シェマ
      コル・ニドレイ
     3.ハシディーム(敬虔派)の音楽
      ユダヤ讃歌
      ニグン
     4.カイロ・ゲニザ
      カイロ・ゲニザ
     5.ディアスポラと音楽
      ディアスポラの歴史
      イエメンのユダヤ人
      現代イスラエル
     6.エルサレムの音風景
      鐘とアザーンと祈りの声と
     7.中東・北アフリカ音楽とユダヤ人
      越境するユダヤ人音楽家

    第6章 民衆がはぐくみ、つむぎだす響き-エジプト、イラク、モロッコほか
     1.フォークロア
      ジャマー・エルフナー広場
     2.カシーダ
      「詩の民」
     3.民衆の歌
      ムハンマダーウィーとアブーディーヤ
     4.吟遊詩人
      アブーザイディヤー
      スース地方のラーイス
     5.ペンタトニック圏
      中東・北アフリカ各地にあるペンタトニック圏
     6.民俗舞踊
      ダブカ
      ベルベル人の踊
     7.民俗楽器
      弦鳴楽器
      (一)ラバーブ
      (二)シムシミーヤ
      気鳴楽器
      (一)シャッバーブ
      (二)その他の笛
      膜鳴楽器と体鳴楽器
      楽器名称の混乱
      ブリコラージュ
     8.アラビア半島の音楽
      湾岸諸国
      真珠採り作業歌
      サウジアラビアとイエメン
     9.モロッコとセネガル
      グナーワ
      グリオとコラ

    第7章 アラブの古典音楽-イラク、エジプト
     1.アラビアンナイト
      物語のアラベスク
      アラビアンナイトの音楽
     2.バグダードの宮廷音楽
      ギリシャ古典注釈派の活躍
      イラキ・マカーム
     3.アラブの古典音楽
      古典音楽の成立
      古典音楽の楽器
      (一)ウード
      (二)カーヌーン
      (三)ナーイ
      (四)タールとダラブッカ
      楽器の製作
      古代エジプトの楽器
      (一)小板橋又久著『古代オリエントの音楽 ウガリトの音楽文化に関する一考察』(リトン、一九九八)
      (二)リーサ・マニケ著(松本恵訳)『古代エジプトの音楽』(弥呂久、一九九六)
      マカーマート
      イーカーアート
      タクシーム

    第8章 アンダルス音楽-スペイン、マグリブ
     1.アンダルス音楽の系譜
      ジルヤーブ
      中世スペイン
      マグリブへ
     2.アンダルス音楽巡礼
      チュニジア訪問
      アルジェリアからモロッコへ
     3.アンダルス音楽のかたち
      ヌーバの伝承
      ヌーバの楽器
      ヌーバのかたち
      音楽のアラベスク
      演奏される機会・場

    第9章 近代音楽への道のり-エジプト、レバノン
     1.カイロ会議一九三二
      カイロ会議のあらまし
      1 音楽学者
      2 作曲家
      カイロ会議の成果と課題
      1 課題
     2.西洋音楽の導入
      カイロ・オペラ座
      音楽院の現状
     3.アラブ近代歌謡の誕生
      カイロの実験
      ウンム・クルスームとムハンマド・アブド・アルワッハーブ
      サバーフ・ファフリー
     4.アラブ・ポップ
      ベイルート
      ファイルーズとラハバーニ兄弟
     5.西洋音楽にみるオリエンタリズム
      音楽のオリエンタリズム
      アジアをとりこんだ洋楽作品

    第10章 地中海の島々の音楽-マルタほか
     1.シチリア
      パレルモ散策
      ジューズハープ
      マリオネット
      シチリアーナ
      オペラ
     2.サルデーニャ
      ラウネッダス
      民俗楽団「アトビオス」
     3.マルタ
      ヴァレッタのカーニヴァル
      楽器製作家訪問
      ナフラ民俗合奏団

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    中東・北アフリカと何かと政治的視点で語られる地域を「音」の視点で語るエッセイ集。長年のフィールドワークがもとの実体験を記録
  • 内容紹介

    東はイラン、オマーンから西はセネガル、ポルトガルまで、中東から北アフリカを中心に長年フィールドワークを続けてきた民族音楽学者がつづるエッセイ集。中東や北アフリカといった政治的に注目される地域を音という視点から描いている。各地の意外に密接なヨーロッパとのつながり、ヨーロッパ文化をどう受け入れてきたのか、そしてアラビアンナイトの世界について、自らの足跡と共に読みやすく書かれている。また、戦乱以前の各地の様子が紹介されている点も見逃せない。

    図書館選書
    中東・北アフリカと何かと政治的視点で語られる地域を「音」の視点で語るエッセイ集。長年のフィールドワークをもとに、ヨーロッパ文化との関係やアラビアンナイトの世界などを民族音楽学者の視点から率直に紹介する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    水野 信男(ミズノ ノブオ)
    1937年岐阜県生れ。東京藝術大学大学院修了。博士(文学)。民族音楽学専攻。兵庫教育大学教授、国立民族学博物館教授(併任)を経て、兵庫教育大学名誉教授
  • 著者について

    水野信男 (ミズノノブオ)
    兵庫教育大学名誉教授。1937年岐阜県生れ。東京芸術大学大学院修了。博士。専門は民族音楽学。兵庫教育大学教授、国立民族学博物館教授などを歴任。国立民族学博物館の学術調査には現在も携わっている。

中東・北アフリカの音を聴く―民族音楽学者のフィールドノート(地球音楽出会い旅〈2〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:スタイルノート ※出版地:国分寺
著者名:水野 信男(著)
発行年月日:2008/06/01
ISBN-10:4903238199
ISBN-13:9784903238197
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:247ページ
縦:19cm
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