「昔はワルだった」と自慢するバカ(ベスト新書) [新書]

販売休止中です

    • 「昔はワルだった」と自慢するバカ(ベスト新書) [新書]

    • ¥82725 ゴールドポイント(3%還元)
100000009001231851

「昔はワルだった」と自慢するバカ(ベスト新書) [新書]

価格:¥827(税込)
ゴールドポイント:25 ゴールドポイント(3%還元)(¥25相当)
フォーマット:
日本全国配達料金無料
出版社:KKベストセラーズ
販売開始日: 2011/11/10
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

「昔はワルだった」と自慢するバカ(ベスト新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ルソーの著作もアウグスティヌスのものも、明治・大正期には『懺悔録』というふうに翻訳された。悪いことをした昔を、人々の前に告白して、許しを乞い、今は後悔して清らかな生活を送っています、というわけだ。しかし、考えていくと、この「昔はワルだった」というのは、男の世界で、良くざんげ話のつもり(ふり)の自慢話として使われるのである。いくら何でも、アウグスティヌスが、自慢話のつもりで書いたとか、その無意識には自慢があった、とは言わないが、のちにこれを「輝ける悪徳」と呼んだ者がいたらしい。そして、私はこういう「昔はワルだったぜ自慢」というのが嫌いなのである。非常にそれは「男の子っぽい」ことで、私は自分が「ワル」だったことがないから、不快を感じるのである。けれど、それは少し羨ましいからかもしれない。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    悪人志願―「悪」と「俗物」をめぐって
    第1章 「俺も昔はワルだったぜ」の系譜(「女を泣かせた自慢」の文学
    「色悪」の文化 ほか)
    第2章 「悪とはなにか」とは何か(「凶悪殺人犯」と「悪人」はイコールか
    「犯罪小説」の落とし穴 ほか)
    第3章 「俗物」とは何か?(誰もが、ある種の「俗物性」を有している
    俗物がこだわるステイタスの在り処 ほか)
    結語 いつか悪になる日まで
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小谷野 敦(コヤノ トン)
    1962年、茨城県生まれ。本名読み「あつし」。比較文学者、作家。「禁煙ファシズムと戦う会」代表。東京大学英文科卒、同大学院比較文化専攻博士課程修了、学術博士。主な著書に、『聖母のいない国』(青土社、サントリー学芸賞受賞、その後河出文庫)など

「昔はワルだった」と自慢するバカ(ベスト新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ベストセラーズ
著者名:小谷野 敦(著)
発行年月日:2011/11/25
ISBN-10:4584123497
ISBN-13:9784584123492
判型:B6
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学評論・随筆
ページ数:191ページ
縦:18cm
他のKKベストセラーズの書籍を探す

    KKベストセラーズ 「昔はワルだった」と自慢するバカ(ベスト新書) [新書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!