哲学者・中村雄二郎の仕事―“道化的モラリスト"の生き方と冒険 [単行本]
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哲学者・中村雄二郎の仕事―“道化的モラリスト"の生き方と冒険 [単行本]

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出版社:トランスビュー
販売開始日: 2008/10/05
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哲学者・中村雄二郎の仕事―“道化的モラリスト"の生き方と冒険 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    パスカル、西田哲学から、情念論、共通感覚、臨床の知、共振する宇宙の秘密まで、たゆむことなく新たな問題に挑戦し続けたその生き方と、真に独創的で奇跡的な哲学的冒険の全貌を、半生をかけて伴走した著者が描き切る。
  • 目次

    序 章 “哲学者”とは

    第一章 生きること、考えること-『哲学の現在』の意味
    1 書いてほしかった最初の本
    2 『哲学入門』をめぐって
    3 『現在』と『入門』の違い
    4 イメージと概念の結合
    5 いつ発狂しても
    6 「語る主体(シユジエ・パルラン)」の働き
    7 共通感覚という媒介

    第二章 哲学者の誕生
    1 物理学から哲学へ
    2 パスカルの方法全体の考察
    3 文化放送入社
    4 「プロヴァンシアル」全訳の刊行
    5 《新稿》「パスカルと現代」の意味

    第三章制度と情念をめぐって
    1 日本の哲学へのいらだち
    2 「情念」を問題にする
    3 通常と異なった博士論文
    4 「制度論」の欠落
    5 芝居を見るというフィールドワーク
         
    第四章 日本の哲学と思想の再検討-『思想』の思想史
    1 「思想」五〇〇号の歴史的再検討
    2 新カント派から現象学へ
    3 戦争まで
    4 戦時下から敗戦後まで
    5 冷戦と社会主義の問題
    6 安保闘争、近代化とナショナリズム、疎外論
    7 現実をどうとらえるか

    第五章 〈共通感覚〉の開く世界
    1 出発点としての『感性の覚醒』
    2 〈共通感覚〉とは何か
    3 面白い時代
    4 最初の里程標
    5 アリストテレスの〈共通感覚〉論
    6 視覚神話と五感の組み換え
    7 日常の言葉と〈共通感覚〉
    8 記憶と時間

    第六章 躍動する精神Ⅰ-『魔女ランダ考』『西田幾多郎』『述語集』
    1 イタリアからの手紙
    2 〈魔女ランダ〉と〈パトスの知〉
    3 〈演劇的知〉から〈臨床の知〉へ
    4 西田哲学に挑む
    5 ヘルメス神のように
    6 中村哲学のエッセンス

    第七章躍動する精神Ⅱ-〈汎リズム論〉の構築に向けて
    1 音とリズムの宇宙
    2 リズムを含む〈かたち〉の冒険
    3 密教世界とリズムと振動
    4 〈色〉と〈かたち〉の関係
    5 螺旋、渦巻き、カオス
    6 〈かたち〉と〈力〉をめぐって
    7 かたちをめぐる冒険の旅

    第八章中村哲学の形成
    1 旺盛な活躍
    2 「善の研究」に対する「悪の哲学」
    3 生(なま)で実存する〈悪〉
    4 ケガレと祓い
    5 オウム事件のあとで
    6 哲学の生きたことば
    7 『述語的世界と制度』をめぐって

    終 章 <道化的モラリスト>の見事な生き方

    [補遺] 『述語的世界と制度』を読む

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    人文・社会・自然科学を横断して人間と世界について展開された中村哲学の全貌を、編集者として伴走した著者が明らかにする。
  • 内容紹介

     パスカル、西田哲学から、情念論、共通感覚、臨床の知、共振する宇宙の秘密まで、たゆむことなく新たな問題に挑戦し続けた中村雄二郎。
     その生き方と、真に独創的で奇跡的な哲学的冒険の全貌を、半生をかけて伴走した著者が描き切る。

    図書館選書
    パスカル、西田哲学から、情念論、共通感覚、臨床の知、共振する宇宙の秘密まで、たゆむことなく新たな問題に挑戦し続けた中村雄二郎。その生き方と、独創的で奇跡的な哲学的冒険の全貌を、半生をかけて伴走した著者が描き切…
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大塚 信一(オオツカ ノブカズ)
    1939年、東京に生まれる。63年、国際基督教大学卒業。同年、岩波書店入社。雑誌『思想』編集部をスタートに、岩波新書(青版・黄版)、「岩波現代選書」「叢書・文化の現在」「新講座・哲学」など数々のシリーズ・講座・著作集を世に送る。また84年、編集長として季刊誌『へるめす』を創刊、学問・芸術・社会にわたる知の組み換えと創造を図る。97年~2003年、代表取締役社長。現在、つくば伝統民家研究会(古民家再生コンサルティング等)代表、社会福祉法人日本点字図書館理事、東アジア出版人会議理事
  • 著者について

    大塚 信一 (オオツカ ノブカズ)
    1939年、東京に生まれる。63年、国際基督教大学卒業。同年、株式会社岩波書店入社。雑誌『思想』編集部をスタートに、岩波新書(青版・黄版)、「岩波現代選書」「叢書・文化の現在」「新講座・哲学」「河合隼雄著作集」など数々のシリーズ・講座・著作集を世に送る。また84年、編集長として季刊誌『へるめす』(編集同人:磯崎新、大江健三郎、大岡信、武満徹、中村雄二郎、山口昌男)を創刊、学問・芸術・社会にわたる知の組み換えと創造を図る。97年~2003年、代表取締役社長。現在、つくば伝統民家研究会(古民家再生コンサルティング、古材等販売)代表、社会福祉法人日本点字図書館理事、東アジア出版人会議理事。著書に『理想の出版を求めて‐一編集者の回想1963-2003』『山口昌男の手紙-文化人類学者と編集者の四十年』(共にトランスビュー)がある。

哲学者・中村雄二郎の仕事―“道化的モラリスト"の生き方と冒険 の商品スペック

商品仕様
出版社名:トランスビュー
著者名:大塚 信一(著)
発行年月日:2008/10/05
ISBN-10:4901510673
ISBN-13:9784901510677
判型:B6
発売社名:トランスビュー
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:652ページ
縦:19cm
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