現代放射化学 [単行本]

現代放射化学 [単行本] の 商品概要

• 目次

  第1章　元素，原子，同位体
  （放射化学の源流／原子の構成／質量とエネルギーの保存／原子質量と原子量／核種の安定性と存在度）
  第2章　原子核のいろいろな性質
  （原子核の大きさ／原子核の結合エネルギー／原子核モデル／原子核の量子力学的性質）
  第3章　放射壊変
  （壊変様式／壊変図式／壊変法則／放射平衡）
  第4章　天然放射性元素
  （天然放射性核種の分類／放射壊変系列／天然放射性元素）
  第5章　核反応
  （核反応の基礎／核反応モデル／荷電粒子と光子による核反応／中性子による核反応／核分裂）
  第6章　放射線と物質の相互作用
  （α線と物質の相互作用／電子と物質の相互作用／γ線と物質の相互作用／中性子と物質の相互作用／放射線と生体の相互作用／放射線の量を表す単位）
  第7章　放射線の測定
  （気体の電離作用を利用する測定／固体の電離作用を利用する測定－半導体検出器による測定－／放射線の励起作用を利用する測定／その他の測定法）
  第8章　原子炉と核エネルギー
  （原子炉の原理／原子炉の現状／核燃料サイクル）
  第9章　核反応を誘起するための粒子源
  （荷電粒子加速器／光子線源／中性子源／原子炉）
  第10章　人工放射性元素
  （テクネチウムとプロメチウム／超ウラン元素／超ローレンシウム元素）
  第11章　放射化学の分析化学への応用
  （放射化分析／中性子放射化分析／粒子照射X線分析／加速器質量分析／放射性核種のトレーサー利用）
  第12章　放射化学の年代学への応用
  （放射年代法の原理／カリウム-アルゴン年代法／アルゴン-アルゴン年代法／ルビジウム-ストロンチウム年代法／14C年代法）
  第13章　放射化学の宇宙化学への応用
  （宇宙における核種の合成／元素の年齢／消滅放射性核種を用いた年代測定／宇宙線と隕石の核反応）
  各章末問題　付表　索引

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  海老原 充(エビハラ ミツル)
  １９５１年千葉県生まれ。１９７４年東京大学理学部化学科卒業。１９７９年同大学院理学系研究科博士課程修了。１９７９年シカゴ大学エンリコ・フェルミ研究所博士研究員、１９８２年群馬大学講師、同助教授を経て、１９８８年より東京都立大学助教授、同教授。首都大学東京大学院理工学研究科教授。理学博士。専門は宇宙地球化学、放射化学。現在の研究テーマは「惑星探査回収試料の宇宙化学的研究」「隕石中における消滅放射性核種の探索」など

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