幻想の多元的古代―万世一系イデオロギーの超克 [単行本]

幻想の多元的古代―万世一系イデオロギーの超克 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  虚構の歴史観に挑む原田実の古代学論集。古田古代史学を批判的に検証しつつ、新たな多元的古代学の方法をとおして万世一系イデオロギーの虚妄を超克する。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  １　「多元」と「王朝」―古田史学の内面的総合的理解への一試行
  ２　六世紀の新羅来寇伝承について
  ３　二つの日向国―景行記・九州遠征記事Ａ　ｔｏ　Ｚ
  ４　万世一系イデオロギーの中国的受容―「旧唐書」と「新唐書」の間
  ５　記紀歌謡の伝承に関する一考察―段階的変質について
  ６　木村鷹太郎の邪馬台国論をめぐって―遙かなり埃及
  ７　『三夢記』親鸞真作説への疑問
  ８　足摺岬縄文灯台騒動・最後のまとめ
  ９　古田史学の未来
  １０　古田武彦氏に学ぶ強弁の研究

幻想の多元的古代―万世一系イデオロギーの超克 [単行本] の商品スペック