サヨナラ、学校化社会 [単行本]

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サヨナラ、学校化社会 [単行本]

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出版社:太郎次郎社エディタス
販売開始日: 2002/04/03
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サヨナラ、学校化社会 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    東大生までをも覆う選別と競争の不安。「学校的生き方」と決別する戦略と提言。
  • 目次

    1 東大生、この空洞のエリートたち
       おそろしく素直だった東大生/講議を要約しただけのレポート/東大でもついて
       回る偏差値/評価されることに怯えつづけて/学校とは失敗してもいいところ
    2 学校に侵食される社会
       近代の制度としての学校/「頭の競争」は機会均等で公平か/敗者に現実をどう
       納得させるか/優等生のがわにある不安/学校的価値におおわれた社会
    3 少女・母・OLたちの学校トラウマ
       学力を売るか、女を売るか/エリート女性がエリート男を求める理由/売春によ
       る女性性の奪還……「東電OL」/失敗を許されない子育て……「音羽の母」
    4 学校は授業で勝負せよ
       ムダ金になりつづける教育投資/オリジナリティとは「異見」のこと/消費財として
       の学位/教師は「わかる」快感を提供できるか/知育限定の「小さな学校」でたくさんだ
    5 授業で生存戦略、教えます
       「小さな問題」から取り組んでみる/一次データから情報を絞りあげる/インタビュー
       で関係の結び方を学ぶ/動くことで偏差値コンプレックスを乗り越える
    6 上野千鶴子の楽屋裏
       私は僧院生活者/それは「主婦って、なに」から始まった/女は英語習得にとても
       ラッキー/外国経験が生みだす「難民」感覚
    7 ポストモダンの生き方探し
       未来のために今をガマンする近代/会社と貸し借りナシの関係……フリーター
       「二流エリート」としてのオウムの若者/持ち寄り家計という生き方
  • 内容紹介

    ★「こんな不況でよかったね。
     親や先生は将来のためにがんばりなさいと言うけれど、
     そんな生き方はみんなカラ手形になりました」
    ★義務教育から大学院、2年間のオーバードクターを含む24年の学生生活。
     そして偏差値四流校から東大までの教師生活。
     学校教育の受益者にして被害者という上野千鶴子が直言!
    ★評価に怯える優等生シンドロームの東大生、
     子育てに追い込まれた「音羽の母」。
     学校的価値に覆われた息苦しい社会をどう超えるか。
    ★学校はけっして人生のすべてじゃない。
     こちらがダメならあちらがある、会社がつぶれても私は生きられる……
     多元的な価値を見いだし、生き抜く「知恵」をつけよう。
     これは希望のメッセージです。
    【2015.5.22】四六判の紙書籍は品切になりました。筑摩書房より刊行されている文庫版か、電子書籍版をごらんください。

    図書館選書
    こんな不況でよかったね。親や先生は、あいかわらず「将来のためにがんばりなさい」と言うでしょうが、そんな生き方は、みんなカラ手形になりました。---本文より
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    上野 千鶴子(ウエノ チズコ)
    1948年生まれ。社会学者。京都大学大学院博士課程修了。平安女学院短大、京都精華大学などをへて、現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。著者が「記念すべき処女喪失作品」と呼ぶ『セクシィ・ギャルの大研究』(光文社・1982)以来、フェミニズムの立場から論壇で話題を提供しつづけるかたわら、『女性学年報』を編集して日本の女性学を手弁当で育てあげた一人。いまも講演のたびに「行商」と称して『年報』の宣伝はおさおさ怠らず、また在野の女性の集まりにも精力的に駆けつける
  • 著者について

    上野 千鶴子 (ウエノ チヅコ)
    上野千鶴子(うえの・ちづこ)
    1948年生まれ。社会学者。京都大学大学院博士課程終了。平安女学院短大、京都精華大学などをへて、現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。
    著者が「記念すべき処女喪失作品」と呼ぶ『セクシィ・ギャルの大研究』(82年)以来、フェミニズムの立場からメジャー論壇で話題を提供しつづけるかたわら、『女性学年報』を編集して日本の女性学を手弁当で育てあげた一人。在野の女性の集まりにも精力的に駆けつける。男社会とはげしく斬りむすぶその力の源泉を鶴見俊輔は、「自己をくり返しとらえなおすスタイル、かなり長い期間にわたって同時代の変動を見わたす力、男によりかからず老若の女たちを結ぶ大小さまざまのネットワーキングへの参加の3者の組み合わせ」と指摘する。
    ■本書は、著者はじめての教育・若者論をテーマとした作品。近著に『差異の政治学』(岩波書店)、『上野千鶴子が文学を社会学する』(朝日新聞社)、『ナショナリズムとジェンダー』(青土社)、『発情装置』(筑摩書房)がある。

サヨナラ、学校化社会 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:太郎次郎社
著者名:上野 千鶴子(著)
発行年月日:2002/04/01
ISBN-10:4811806662
ISBN-13:9784811806662
判型:B6
発売社名:太郎次郎社エディタス
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:197ページ
縦:19cm
横:13cm
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