古事記の文字世界 [単行本]

古事記の文字世界 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  “古事記の文字世界”は文字と言葉に対する深い洞察と思索の上に成り立つ。現代の論理に完全に重なるわけではない固有の論理と構造の解明を通じて、編纂論・成立論に実証的な光をあて、研究の新たな可能性を示す。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  序章　統一と不統一と
  第１章　古事記研究史のひずみ（『日本書紀』の鏡像―本居宣長の古事記観
  和銅五年の序
  『古事記』の歴史叙述）
  第２章　記述のしくみ（記述方針の採択
  音訓交用の前提
  音仮名の複用―非‐主要仮名を中心に　ほか）
  第３章　記述の様態（訓注・以音注の施注原理―「下效此」の観察を通じて
  以音注の形式
  接続語の頻用　ほか）
  終章『古事記』論の可能性―統一と不統一を越えて

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  矢嶋 泉(ヤジマ イズミ)
  １９５０年神奈川県に生まれる。１９７９年東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専門課程博士課程中退。現在、青山学院大学文学部教授

古事記の文字世界 [単行本] の商品スペック