保育における人間関係 [単行本]

保育における人間関係 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  本書は短期大学や大学などの幼稚園教員養成課程、保育士養成課程のテキストとして書かれたものであるが、本書を執筆するにあたって、常に次の２つの点を意識していた。まず１つめは、「学生ばかりでなく、現場の保育者にも読んでもらえるような本にしたい」である。本書では、例えば「生きる力」や「幼児の自己実現」を従来通りの心理学的な説明をしつつ、現実の子どもの姿としてはどのようなことであるのかを説明しようとの努力を図った。これは、研究者が保育現場に近づく努力とともに、保育現場の保育者にも研究者のほうへ少しでも目も向けていただきたいと考えたためである。その思いも込めて本書を「保育者と研究者の連携を考える会」編とした。２つめの視点は「保育者を目ざす若者にとって、読んで面白かったと思ってもらえるような本にしたい」である。本書では、読者に子どもの姿を具体的に感じとれる内容に近づけるよう努力した。またコラムでは、本文から少し離れて「人との関わり」についていくつかの視点を示した。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　領域「人間関係」の目標とねらい
  第２章　子どもを取り巻く世界
  第３章　子どもの人間関係の発達
  第４章　保育場面の人間関係
  第５章　家庭・地域との関わり
  第６章　子どもの人間関係を知るための方法
  第７章　子どもの人間関係を育てる関わり

保育における人間関係 [単行本] の商品スペック