新版 近代の自我をめぐって [単行本]

新版 近代の自我をめぐって [単行本] の 商品概要

• 目次（「BOOK」データベースより）

  ヘルマン・ヘッセの「内面への道」を尋ねて
  軒灯の中の炎―志賀直哉の自我
  森鴎外における自我の展開―豊太郎的自我から傍観者的自我を経て抽斎的自我へ
  デカルトにおける自我
  北村透谷における自我意識
  サルトルの他者観―相剋から連帯へ
  私が考えてきたこと―あとがきに代えて

• 内容紹介

  19世紀西欧人々の生活規範となってきた個人主義だが、日本ではその尊厳が十分に浸透しなかった。本書は個人の価値、尊厳の根拠をヘッセ、デカルト、志賀直哉、森鴎外等作家論を通して答えを探す。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  菊田 芳治(キクタ ヨシハル)
  １９３２年東京都に生まれる。１９５７年東京大学文学部哲学科卒業。１９６１年東京大学大学院哲学科専攻（修士課程）修了。１９６１～９３年都立芝商業高校、都立目黒高校教諭を歴任。１９９３～９８年都立府中高校嘱託

新版 近代の自我をめぐって [単行本] の商品スペック