宗教事件の内側―精神を呪縛される人びと [単行本]

宗教事件の内側―精神を呪縛される人びと [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  本書は宗教教団が「救済」の名の下に引き起こした宗教事件について、事件に巻き込まれ騙された信者の側に立ち、事件現場あるいは法廷での取材を行って得られた知見を踏まえたルポ。詐欺や殺人といった単なる民事・刑事事件としてではなく、宗教行為に伴う宗教問題として捉え、宗教の内在的批判を通して宗教事件のカラクリに迫る。

• 目次

  第一章　予兆　80年代後半宗教事件・考
  
  第二章　遺体と暮らす
  
  第三章　祈りの値段
  
  第四章　違法伝道の果て
  
  第五章　確信の宗教殺人――オウム真理教
  
  第六章　宗教的理想と世俗
  
  　参考文献
  　初出一覧
  　あとがき
  　教団・団体解説
  　宗教事件関係年表

• 出版社からのコメント

  カルトにハマらないためにカラクリを明かす

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  藤田 庄市(フジタ ショウイチ)
  １９４７年、東京都に生まれる。大正大学文学部哲学科宗教学専攻卒。フォトジャーナリスト。日本写真家協会会員。（財）国際宗教研究所・宗教情報リサーチセンター研究員。現代宗教、カルト、山岳信仰、民俗宗教・芸能など、宗教取材に従事

宗教事件の内側―精神を呪縛される人びと [単行本] の商品スペック