亡霊としての歴史―痕跡と驚きから文化人類学を考える(叢書・文化研究) [単行本]
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亡霊としての歴史―痕跡と驚きから文化人類学を考える(叢書・文化研究) [単行本]

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出版社:人文書院
販売開始日: 2008/06/27
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亡霊としての歴史―痕跡と驚きから文化人類学を考える(叢書・文化研究) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    時間の流れに逆らうように、過去の出来事がわたしたちの社会に憑りつくあり様、このいわば「時間の脱節」に着目し、世界に対しつねに驚きを持ちつづけるという強い意志から研究対象を描きなおす。人類学再想像のための「私的リーディング・ガイド」を付す。
  • 目次

    序章   亡霊と痕跡、そして驚き――「憑在論」から見える世界

    第一章 終結を拒む先住民たちの歴史――「返還」と媒介としての人類学的実践

    第二章 通過中の民族誌――社会過程としての「民族誌を書くこと(エスノグラフィック・ライティング)」

    第三章 歴史の中のミメシス――ディラン/グアテマラ/九・一一以降の世界

    第四章 グアテマラ・マヤ系先住民と言語権――征服が痕跡として残る社会における「権利」をどう捉えるか

    第五章 文化の所有と流用――亡霊と痕跡が支配する時間からの試論

    第六章 録音技術と民族誌記述――近代のエートスとしての保存文化

    第七章 ネオリベラリズムが呼び起こす「人種の亡霊」――グアテマラの未来に残るテロルの痕跡

    第八章 ルース・ベネディクトと文化人類学のアイデンティティ――『菊と刀』から『文化のパターン』へと遡行する読解の試み

     付録1 人類学をつくり直す――『芸術人類学』について

     付録2 文化人類学の魂を探す――私的「リーディング・リスト」

     注/あとがき/引用文献/事項索引/人名索引
  • 出版社からのコメント

    人類学再想像とその未来に向けた真摯な思考
  • 内容紹介

    人類学再想像は著者年来の主張であるが、標題にはっきりと表れているように、今回はベンヤミン-タウシグ流の「アナクロニズム」的思考が理論的準拠点とされる。一例を挙げれば、ベンヤミンの「翻訳者の使命」中の有名な文句――「翻訳者の使命とは、異質な言語の内部に呪縛されているあの純粋言語をみずからの言語のなかで救済すること、作品のなかに囚われているものを改作のなかで解放すること」――を援用し、すでに了解済みとされ、顧みられなくなっているテクストに、ふたたび生命を見出す作業が繰り広げられる、例えばベネディクトの『菊と刀』やマリノフスキーの『西太平洋の遠洋航海者』の現代的可能性がスリリングに説かれることになる。付録として「人類学の必読書リスト」を付す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    太田 好信(オオタ ヨシノブ)
    1954年札幌市生。1979年ノースウエスタン大学大学院人類学修士課程修了(M.A.取得)、1987年ミシガン大学大学院人類学博士課程修了。(Ph.D.取得)。米国インディアナ州アーラム大学、北海道東海大学を経て、九州大学大学院比較社会文化研究院教授。専門は文化人類学。主な調査地は沖縄とグアテマラ共和国

亡霊としての歴史―痕跡と驚きから文化人類学を考える(叢書・文化研究) の商品スペック

商品仕様
出版社名:人文書院 ※出版地:京都
著者名:太田 好信(著)
発行年月日:2008/06/25
ISBN-10:4409530372
ISBN-13:9784409530375
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:263ページ
縦:20cm
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