古事記の生成(笠間叢書) [全集叢書]

古事記の生成(笠間叢書) [全集叢書] の 商品概要

• 目次

  序論第一章　古事記-絶対神話の文学性第二章　古事記と祭祀-伝承のなかの祭り本論　危機意識としての古事記第一章　絶対始原への意志と神祇令への違和第二章　兄妹始祖神話と兄妹の恋愛の物語第三章　島生み神話の構成意識第四章　神々の誕生を完全なる神話として語ろうとする意識第五章　黄泉の国の段に〈古代の近代〉を見る

• 内容紹介

  「古事記」の読みに作家論の視点、即ち一人の個人の強力な個的意識の産物であるという視点を導入した論考集。書き手を総体としての一人の人間としてある程度把握した上で、その作品生成の現場に潜りこむ方法論が新しい。
  
  図書館選書
  「古事記」の読みに作家論の視点、即ち一個人の強力な個的意識の産物が「古事記」であるという視点を導入。安万侶を一人の人間として把握した上で、作品生成の現場に潜りこむ。新しい方法論が古事記を拓く。

• 著者について

  工藤　隆 (クドウ タカシ)
  1942年生まれ。東京大学経済学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修了。日本古代文学・演劇学研究家。劇作家。大東文化大学教員。著書に「祭式のなかの古代文学」ほか。

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