ミモロジック―言語的模倣論またはクラテュロスのもとへの旅(叢書 記号学的実践〈14〉) [単行本]

ミモロジック―言語的模倣論またはクラテュロスのもとへの旅(叢書 記号学的実践〈14〉) の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  ソシュール以後、「言語記号は恣意的である」という命題は異論の余地ないものとして受け入れられている。だが本当にそうなのか？本書では、聖アウグスティヌスと中世のラテン文法家たち、ウォリス、ライプニッツ、ワハターなど１７～１８世紀の哲学者・文法家を経て、マラルメ、ヴァレリー、プルースト、さらにクローデル、バシュラール、レーリスなどの多彩な思考が描いた〈言語に関する夢想〉の具体例をふんだんに紹介しつつ、言語記号の有縁性について、音声象徴性について、人工言語、言語起源論へと視野を拡げ、《詩》の創造の核心へと至りつく。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  １　名の渾名学
  ２　言葉ノ理由ニツイテ
  ３　物ノシルシトナル音
  ４　言語創始者ヘルモゲネス
  ５　模倣的書記法
  ６　絵画と派生
  ７　普遍化された象形文字
  ８　擬音詩学
  ９　白い帽子対白い帽子
  １０　内的屈折
  １１　砂漠の言語
  １２　言語の欠陥に対して
  １３　名の時代
  １４　作動中の書記言語
  １５　ｓｉｇｎｅ（記号）／ｓｉｎｇｅ（猿真似）
  １６　語の味方
  １７　夢想の性別
  １８　制限された音声的模倣

ミモロジック―言語的模倣論またはクラテュロスのもとへの旅(叢書 記号学的実践〈14〉) の商品スペック