メディアコミュニケーション学への招待 [単行本]

メディアコミュニケーション学への招待 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  東洋大学社会学部では、２０００年４月に「メディアコミュニケーション学科」を開設し、「メディアコミュニケーション学概論」という基幹科目を設置。本書は、そこで著者が行ってきた授業の４年間にわたる講義内容をベースとして、過去１０年以上にわたって積み重ねた研究の成果を加えて、「メディアコミュニケーション学」の標準的なテキストブックをめざして執筆。大学の学部学生、大学院生、コミュニケーション関連の専門研究者、２１世紀の情報社会やコミュニケーションに関心をもつ実務家や一般市民を想定読者として執筆されている。

• 目次

  　１章　情報・記号・メディア
  　　1．情報とは何か
  　　2．記号とは何か
  　　3．メディアとは何か
  
  　２章　メディアコミュニケーションの構造と過程
  　　1．情報行動
  　　2．情報行動の基本モデル
  　　3．コミュニケーション
  
  　３章　活字メディアの生成と展開
  　　1．文字の誕生と成長?グーテンベルク以前
  　　2，活版印刷術の発明とその影響
  　　3．新聞の登場と大衆化
  　　4．日本の近代化と新聞の発展
  　　5．現代の新聞
  　　6．新聞のメディアコミュニケーション過程
  　　7．ニュースサイト登場と新聞の未来像
  
  　４章　放送メディアと視聴者
  　　1．視聴覚メディアの登場
  　　2．ラジオ放送の登場とその社会的影響
  　　3．テレビの時代
  　　4．多チャンネル、多メディア時代のテレビ放送
  　　5．テレビ放送のメディアコミュニケーション過程
  
  　５章　インターネットの開く新世界
  　　1．インターネットの歴史と現状
  　　2．インターネットの利用実態
  　　3．インターネットの影響
  
  　６章　携帯コミュニケーション
  　　1．携帯電話の普及
  　　2．携帯電話・携帯メール・携帯ウェブの利用実態
  　　3．携帯電話の利用マナー
  　　4．携帯コミュニケーションの光と影
  
  　７章　21世紀のメディア・エコロジー
  　　1．エコロジーの基本概念
  　　2．メディア・エコロジーとは何か
  　　3．21世紀情報社会のメディア・エコロジー

• 内容紹介

  情報、記号、メディア、情報行動について理論をモデル化し、旧来の活字・放送メディアや、
  最新のインターネット、携帯電話（メール）への考察を実証データにもとづき解説。
  メディアエコロジーにもふれたメディアコミュニケーション学入門書。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  三上 俊治(ミカミ シュンジ)
  １９７１年東京大学経済学部卒業、同大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学、東京大学新聞研究所助手を経て、１９９２年に東洋大学社会学部教授となり現在に至る。オハイオ州立大学災害研究所客員研究員、東京大学社会情報研究所客員教授、情報通信学会学務理事、日本学術会議社会学研究連絡委員などを歴任。専攻はメディアコミュニケーション論、災害情報論、環境メディア論、社会情報論、世論

• 著者について

  三上　俊治 (ミカミ　シュンジ)
  （みかみ　しゅんじ）東洋大学名誉教授。

メディアコミュニケーション学への招待 [単行本] の商品スペック