死ぬには、もってこいの日。 [単行本]

死ぬには、もってこいの日。 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  アメリカ先住民族（インディアン）の口承で、戦闘を前にした部族の酋長が、今日は立派に戦ってこい、「死ぬには、もってこいの日。」だから、と部下を鼓舞したこの言葉には、もちろん苦難に立ち向かい、今日を精一杯生きよという逆説的な意味が込められている。妻と別居し、キーウエストで釣りをしながら怠惰な生活を送る主人公が、ベトナム帰りのティムと出会う。そして自由奔放なティムのペースに巻き込まれ、ダム爆破という突飛な思いつきを実行するべく旅に出る。ティムの愛を取り戻とうと苦悩する恋人シルヴィア。シルヴィアへの愛と欲望に煩悶する主人公―そして物語は意外かつ破天荒な結末を迎える。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  ハリスン,ジム(ハリスン,ジム／Harrison,Jim)
  ミシガン州北部の片田舎に、リンダ夫人と共に四十年以上も暮らしている。彼のメインテーマは、人間が豊かな生活と引き換えに破壊してきた自然に対する暖かいまなざしで、アメリカ、カナダ、ヨーロッパでは自然派の代表的な作家と目されている
  
  大嶌 双恵(オオシマ フタエ)
  北海道生まれ、京都女子大学英語科卒業。インターカレッジ札幌、第一回卒業生

死ぬには、もってこいの日。 [単行本] の商品スペック