教師・啄木と賢治―近代日本における「もうひとつの教育史」 [単行本]

教師・啄木と賢治―近代日本における「もうひとつの教育史」 の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  盛岡中学が生んだ特異な詩人―啄木と賢治は、すぐれた教師でもあった。自由な発想で「ひとをつくる」教育をめざした二人の実践を手がかりに、江戸期の寺子屋・私塾から自由民権運動の学塾、そして自由教育運動、生活綴方運動などまで、日本近代教育史をたどりながら、「もうひとつの教育」の可能性を掘り起こす。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　教育の明治維新―「学制」から「学校令」へ
  第２章　自由民権運動の教育
  第３章　大日本帝国憲法と教育勅語
  第４章　日清・日露戦争の時代
  第５章　教師・石川啄木
  第６章　大正デモクラシーの時代
  第７章　教師・宮沢賢治
  第８章　満州事変―十五年戦争へ
  第９章　太平洋戦争
  第１０章　戦後の「新教育」―教師・啄木と賢治への回帰

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  荒川 紘(アラカワ ヒロシ)
  １９４０年、福島県に生まれる。東北大学理学部卒業、東洋大学、東京職業訓練短期大学校、静岡大学勤務をへて静岡大学名誉教授。２００７年から愛知東邦大学人間学部教授。科学思想史専攻

教師・啄木と賢治―近代日本における「もうひとつの教育史」 の商品スペック