0歳から3歳の絵本のひずみ(現代ひずみ叢書) [全集叢書]

0歳から3歳の絵本のひずみ(現代ひずみ叢書) [全集叢書] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  本書は子どもの本全体のひずみを問題にしようとスタートした。その一つとして赤ちゃん絵本をとりあげるつもりが資料を検討していくうちに、それだけで一冊分となった。分類した絵本のうち、動物を内容とするいわゆる「ものの絵本」は戦前から出版され、したがって数では上位に位置していること、またたとえば排泄を内容とする絵本が世に認められるようになってそれほど年月がたっていないこともまたデーターによって改めて確認できた。これらデーターが示すことがらの社会的背景を探ることは興味ある研究課題になると思うが、評価を主とした本書ではできなかった。また三歳までの絵本の中でも問題の一つと思われる昔話絵本は桃太郎だけをとりあげたが、女の子の親に人気のある「あかずきん」の検討も必要と考えたが紙数の関係で別の機会に譲ることにした。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  １　「はじめての本」はなめる本
  ２　鏡に映る自分と「ものの絵本」
  ３　遊びの絵本
  ４　しつけは絵本でできるか？
  ５　ストーリー絵本の芽生え
  ６　「あいうえお」と形の絵本
  ７　音や歌の絵本
  ８　昔話絵本
  ９　０歳から３歳までの絵本の歴史
  １０　子どもと楽しむ０歳から３歳までの絵本６０冊
  １１　文献解題

0歳から3歳の絵本のひずみ(現代ひずみ叢書) [全集叢書] の商品スペック