船出 [単行本]

船出 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  藤村記念歴程賞、高見順賞、芸術選奨文部大臣賞／詩歌文学館賞、萩原朔太郎賞／現代詩花椿賞を受賞した著者の、既刊詩集１０冊（「いまは吟遊詩人」「隅田川まで」「ヴェルレーヌの余白に」「俳諧辻詩集」「萌えいづる若葉に対峙して」（思潮社）、「かぜのひきかた」「鴬」「河口眺望」「辻征夫詩集成」（書肆山田））から選んだ４０編を収録。

• 目次

  学校／五月雨／嘆き／牧歌／きみがむこうから
  電車と霙の雑木林／春の問題／蛍／夜道／婚約
  挨拶／風／渚／落日／昼の月／慶州／子守唄の成立
  みずはつめたい／桃の節句に次女に訓示／時計
  宿題／饅頭／ピノキオ／船出…ほか全40編

• 内容紹介

  生粋の江戸っ子の辻征夫さんは、その詩の内容にも書き方にも江戸っ子の気風があふれています。学校の先生なのに、一教師だって時には、学校なんかに行きたくない日があるんだよ（「学校」）とうそぶいたり…。

• 著者について

  辻　征夫 (ツジ　ユキオ)
  辻 征夫（つじ ゆきお、1939年8月14日 - 2000年1月14日）は日本の詩人。東京都出身。東京都立墨田川高等学校を経て明治大学文学部卒業。俳号は貨物船。15歳から詩を投稿し始め、大学在学中に第1詩集『学校の思い出』を発表。日常の微細な発見を軽妙な語り口で詩にした。

船出 [単行本] の商品スペック