中国青果物卸売市場の構造再編 [単行本]

中国青果物卸売市場の構造再編 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  中国では、１９７８年以降の市場経済化と農産物流通制度の改革により、青果物の生産と流通が著しく増大した。しかし、青果物卸売市場流通の諸制度と諸施設が未整備であるために、円滑な流通が阻害されており、社会問題の一つになっていた。このような時代背景を踏まえて、今般、刊行することになった本書は、中国の市場経済化と農産物流通制度の改革が青果物卸売市場流通の構造再編に与えた影響と今後の課題の解明に取り組んだ労作である。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　研究課題と方法
  第２章　中国における青果物の生産と消費の構造変化
  第３章　中国における市場経済の進展と卸売市場の設立
  第４章　中国の野菜産地における農家と流通商人の新たな取引関係―情報化と物流からみた河北省高陽県のトマト生産・流通の事例分析
  第５章　中国大都市消費地における青果物卸売市場流通の産業組織―北京市を中心として
  第６章　中国華北における主要青果物卸売市場間の長期・短期的価格統合
  第７章　北京市における青果物小売組織間の競争関係
  第８章　本書の結論と中国の青果物卸売市場流通再編の課題

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  王 志剛(オウ シコウ／Wang Zhi-gang)
  １９６５年１２月１９日中国遼寧省開原市に生まれる。’８６年同省開原市高等学校卒業。’９０年北京農業大学農業経済管理学院卒業。’９０～’９３年中国農業省中国農学会科学普及部勤務。そのうち’９２年６月～’９３年５月大分県豊後農協大野支店研修。’９３年１０月九州大学農学部研究生として再来日。’９６年九州大学大学院農学研究科修士課程修了、農学修士取得。２０００年九州大学大学院農学研究科博士後期課程修了、博士（農学）取得。同大学院農学研究院助手に採用。現代に至る

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