メディアの議題設定機能―マスコミ効果研究における理論と実証 増補版 [単行本]
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メディアの議題設定機能―マスコミ効果研究における理論と実証 増補版 [単行本]

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出版社:学文社
販売開始日: 2008/10/14
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メディアの議題設定機能―マスコミ効果研究における理論と実証 増補版 の 商品概要

  • 目次

    序 章
     議題設定機能とは/本書の目的と構成

    1章 議題設定仮説登場の文脈
     1 限定効果論
      『ピープルズチョイス』 / クラッパーの一般化
     2 魔法の弾丸理論の神話
     3 議題設定仮説の提起
      チャペルヒル調査 / 1960年代の争点
     4 ジャーナリズム的パラダイム
     5 現実定義研究としての議題設定
      先駆者たち / 擬似環境の環境化 / 社会的現実の構成と現実の社会的構成
      / 非意図的バイアスに関する研究
     6 要約

    2章 70年代以降の効果研究―議題設定研究以外の動向
     1 沈黙のらせん仮説
      沈黙のらせん仮説の概要 / マスメディアの役割 / 実証的テストと仮説の修正
     2 培養仮説
      文化指標プロジェクト / 第一次培養効果と第二次培養効果 / 主流形成
     3 限定効果論の見直し
      媒介要因の再検討 / 受け手の類型化 / 低関与学習 / 精緻化見込みモデル
     4 要約

    3章 議題設定研究の発展
     1 仮説の定義と測定モデル
      仮説の構成要素 / 測定モデルの類型化
     2 基本仮説に関する実証研究
      メディア議題 / 受け手議題 / 時間的構造
     3 測定モデルをめぐる問題
      L.ベッカーの批判 / D.ウィーバーの反論 / マコームズ=ショー・モデルの擁護
     4 随伴条件
      メディアに対する心理的心構え / 対人コミュニケーション / 争点の特性
     5 因果関係と後続効果
      実験的研究 / 後続効果
     6 プライミングと効果形成過程
      プライミング / メディア効果形成過程
     7 要約

    4章 日本における議題設定研究(1)―基本仮説の検証
     1 はじめに
     2 研究のデザイン
      受け手調査 / 内容分析 / 争点カテゴリー
     3 メディアと受け手の争点顕出性
      メディアの争点顕出性 / 受け手の争点顕出性
     4 議題設定仮説の検証
      新聞 / テレビニュース
     5 要約と議論

    5章 日本における議題設定研究(2)―パネル調査による検証
     1 はじめに
     2 研究のデザイン
      研究の時間的デザイン / 有権者調査 / 内容分析
     3 同日選挙における争点
      選挙報道で強調された争点 / 有権者が重視した争点
     4 議題設定仮説の検証
      順位相関分析 / 税金問題に焦点を向かわせた分析
     5 要約と議論

    6章 今後の研究課題
     1 争点型議題設定から属性型議題設定へ
      争点中心的バイアス / フレーミング研究 / 属性型議題設定
      / 属性型議題設定研究の課題
     2 メディア議題の規定因の探究
      メディアとニュースソースとの関係 / メディア間の影響の授受
     3「メディアと政治」のモデルの構築に向けて
      メディアと政策過程 / メディアと権力過程
     4 要約

    終 章
     ニュースメディアの将来 / 適切なニュース判断とは

    補 章1 議題設定とフレーミング―属性型議題設定の2つの次元
     1 はじめに
     2 フレーム概念の多様な定義と問題点
     3 マクロな属性あるいはフレームとしての「問題状況」図式
     4 本調査の概要
      調査のテーマ / 予備調査:フォーカスグループインタビュー
      / 意識調査:東京都民調査/内容分析:新聞の経済報道の分析
     5 結果の分析
      有権者の問題状況認識 / ミクロ属性次元の議題設定:下位争点レベルでの効果
      / マクロ属性次元の議題設定:問題状況フレームレベルでの効果
     6 議論

    補 章2 議題設定研究における3つの重要問題
     1「過程」問題―議題設定効果の心理的メカニズム
      アクセス可能性バイアス / 顕出性の定義 / 議題設定過程の性質
      / 議題設定には二つのタイプがあるか
     2「独自性」問題―議題設定概念の個性は薄れつつあるか
      属性型議題設定はフレーミングの模倣か / 2つの概念間の差異 / 態度的効果への回帰か
     3「環境」問題―マスメディアの求心力は減衰しているか
      メディアの合意形成機能 / 議題の細分化 / 細分化に対抗する力 / 今後の研究課題
     4 議論
  • 内容紹介

    「(メディア)の議題設定仮説が最初に提起されてからすでに四半世紀が過ぎようとしている。
    この間にこの仮説をめぐってじつに多くの理論的実証的検討がなされてきた。
    では議題設定仮説は、マスメディアの社会的役割をどう説明しようとするものなのか。
    実証研究の結果として何が明らかになり、何がまだ明らかになっていないのか。
    総じていえば、議題設定研究はマスコミュニケーション活動に対するわれわれの理解に
    どのような貢献をなしてきたのだろうか。」(序章より抜粋)

    メディア側の価値判断により取捨選択されて伝わるニュースは、
    受け手の社会認識に影響を及ぼすという議題設定効果に着目。
    この機能をめぐる実証研究や発展方法等について論じ、マスメディアの社会的役割を問う。
    最近の動向を加えた増補版。
    初版は、1999年度大川出版賞受賞。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    竹下 俊郎(タケシタ トシオ)
    1955年大阪府生まれ。東京都立大学人文学部卒業。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。博士(筑波大学・社会学)。東京大学新聞研究所助手、東海大学文学部講師、筑波大学現代語・現代文化学系助教授を経る。現在、明治大学政治経済学部教授(マスコミュニケーション論専攻)
  • 著者について

    竹下 俊郎 (タケシタ トシオ)
    竹下 俊郎(たけした としお)元明治大学大学院政治経済学研究科(政治学専攻)・政治経済学部政治学科教授。

メディアの議題設定機能―マスコミ効果研究における理論と実証 増補版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:学文社
著者名:竹下 俊郎(著)
発行年月日:2008/09/30
ISBN-10:4762018767
ISBN-13:9784762018763
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:328ページ ※295,33P
縦:22cm
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