中世の「ドイツ」―カール大帝からルターまで [単行本]

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中世の「ドイツ」―カール大帝からルターまで [単行本]

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出版社:創文社
販売開始日: 2005/11/20
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中世の「ドイツ」―カール大帝からルターまで [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「ドイツ」という名前は、どこから来たのか。遡れば、言語を表す一つのラテン語形容詞にたどり着く、この「語の成立事情」をめぐる謎は、初めて本書によって解かれる。9世紀の東フランク王国を構成する4「部族」は、言語=ドイツ語の統一性に基づき、「民族」の意識=ドイツの名を内発的に獲得した。―この長く支配して来たドイツ史学界の「常識」は、本書によって崩れた。ドイツ人の名がアルプス以南に発する他称であってそれを彼らは、オットー大帝以降の長い接触過程の中で受容した、という事実が明らかになっていく。「ドイツ王国」ではなく、「ローマ帝国」に固執したドイツ人の政治意識、それに対応する彼らの歴史観、彼らのナショナルな意識の形成とアイデンティティ問題などが、概念史の手法で、鋭く史料に即して考究される。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    中世全期にわたる概観(中世におけるドイツ人のアイデンティティ問題)
    第1篇 「ドイツ」という語の起源と意味(theodiscusの起源
    frenkisk―九世紀フランク王国におけるtheodiscusとteutonicusの歴史について)
    第2篇 ドイツ人―民族名の受容と歴史意識の形成(ドイツ人と彼らの民族名の受容
    ユリウス・カエサルとドイツ人―グレゴリウス七世・ハインリヒ四世期におけるドイツ人の歴史意識の形成とその内容)
    第3篇 中世後期におけるドイツ・ネーション(言語とネーション―一一世紀末から一五世紀中葉にいたる語“deutsch”の歴史に寄せて
    ドイツ・ネーションとマルティーン・ルター)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    トーマス,ハインツ(トーマス,ハインツ/Thomas,Heinz)
    1935年、テューリンゲンのゴータに生まれる。ボン大学で歴史学およびゲルマニスティークを専攻。同大学にて、1966年に博士号、1972年に教授資格を取得。1980年~2001年の間、ボン大学教授

    三佐川 亮宏(ミサガワ アキヒロ)
    1961年、札幌市に生まれる。1991年、北海道大学大学院文学研究科博士課程中途退学(1987~90年の間、DAAD奨学生としてボン大学に留学)。北海道大学文学部助手を経て、東海大学文学部助教授

    山田 欣吾(ヤマダ キンゴ)
    1930年、長野市に生まれる。1959年、一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。一橋大学経済学部教授、共立女子大学国際文化学部教授を経て、一橋大学名誉教授

中世の「ドイツ」―カール大帝からルターまで [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:創文社
著者名:ハインツ トーマス(著)/三佐川 亮宏(編訳)/山田 欣吾(編訳)
発行年月日:2005/11/20
ISBN-10:4423460610
ISBN-13:9784423460610
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
ページ数:477ページ ※358,119P
縦:22cm
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