私たちの中のアジアの戦争－仏領インドシナの「日本人」 [単行本]

私たちの中のアジアの戦争－仏領インドシナの「日本人」 の 商品概要

• 目次

  はじめに
  一　西原機関の電信係
  二　台南製麻の会計係
  三　大南公司の農業指導員
  四　ハイフォンの憲兵
  おわりに
  解説　未完の同時代史研究・・・大門正克

• 出版社からのコメント

  「アジアと日本にとって、あの戦争とは何だったのか」「日本人とは誰か」。 今、改めて考える、戦争体験のオーラルヒストリー

• 内容紹介

  第二次世界大戦下、ベトナム（当時の仏領インドシナ）に侵攻した日本軍に加わり、この地にやってきた「普通の日本人」。日本軍の工作機関に配属された日本人電信係、憲兵として従軍し、戦後はベトミン軍に参加しインドシナ戦争を戦った兵士、「日本人」農業指導員としてベトナムに渡り、戦後もベトナムに住んでいたにもかかわらず、後に無国籍者とされ「難民」となった台湾人など。彼らへの聞き取りをもとに、民衆にとっての戦争体験・戦後体験の意味を問う、オーラルヒストリーの先駆的成果がここに再刊。

私たちの中のアジアの戦争－仏領インドシナの「日本人」 の商品スペック