宿敵はこの森の彼方に(ヴィレッジブックス) [文庫]

宿敵はこの森の彼方に(ヴィレッジブックス) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  １５世紀スコットランド―病や傷を癒やす天性の力と、見る者の心を奪う緑の瞳を持って生まれた黒髪の美女マルディ。有力氏族の血を引きながら私生児として育った彼女は、死の床にある母に、自分たちを捨てた実の父にして宿敵でもある男ビートンへの復讐を誓わされ、たった一人旅に出る。そんなある日、ビートンと敵対する氏族の兵士と森の中で遭遇したマルディは、彼らを率いるたくましい戦士バルフォーに負傷兵の治療を申し出て近づく。素性を明かさぬままバルフォーの城へ同行したマルディは、いつしか彼の存在に心乱されるようになるが、芽生えはじめた絆は残酷なかたちで引き裂かれることとなり…。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  ハウエル,ハンナ(ハウエル,ハンナ／Howell,Hannah)
  １９８８年のデビュー以来、ヒストリカル・ロマンスを中心に４０作品以上を世に送り出し、ＲＩＴＡ賞のファイナリストにも選ばれた経験を持つベテラン作家。二人の息子、三人の孫に恵まれ、結婚して３８年になる最愛の夫と五匹の猫とともに、生まれ故郷のマサチューセッツ州で暮らしている
  
  須麻 カオル(スマ カオル)
  名古屋大学文学部英文学科卒。英米文学翻訳家のほかに、専門学校の講師という顔も持つ

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