プルースト 反転するトポス [単行本]

プルースト 反転するトポス [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  変形すること、それは事物をありのままに見ること。『失われた時を求めて』は、内がそのまま外につながるメビウス的宇宙、海がいつの間にか陸に変容するエッシャー的世界である。個人的なものを徹底することで普遍的なもの、他者との交通の空間に開かれていったプルーストの創造の論理を見事に探り当てた新鮮なプルースト論。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  １　メビウス的空間
  ２　エッシャーあるいは必然の環―絵画から隠喩へ
  間奏曲　異交通あるいはテクスト生成の場―コンブレーから一角獣の棲む街へ
  ３　時間・自己・他者
  ４　反転するトポス―作品構造としてのメビウス
  付論（ポール・ド・マンの過ち？
  「寝違えられた」一語
  西洋と東洋のはざまに
  直喩はどこに消えたのか）

プルースト 反転するトポス [単行本] の商品スペック