小説の中の語り手「私」 [単行本]

小説の中の語り手「私」 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  文学を豊かに読む喜びを、徹底して作品の細部にこだわる中で模索した試みの文学評論書。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  森鴎外『舞姫』
  森鴎外『雁』
  有島武郎『生れ出づる悩み』
  芥川龍之介『地獄変』
  島崎藤村『新生』論―執筆の過程で見えてきたもの
  太宰治『津軽』論―母への思いに注目して
  三島由紀夫『金閣寺』試論―“父”の教育理念
  倉橋由美子『パルタイ』―冷めた眼の見た世界
  遠藤周作『深い河（ディープ・リバー）』論―“愛のまねごと”が向かうもの
  研究動向　井上光晴〔ほか〕

小説の中の語り手「私」 [単行本] の商品スペック