新・現代マスコミ論のポイント [全集叢書]
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新・現代マスコミ論のポイント [全集叢書]

天野 勝文(編著)松岡 新児(編著)植田 康夫(編著)
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出版社:学文社
販売開始日: 2004/04/10
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新・現代マスコミ論のポイント [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

    第一部 新聞
    Ⅰ 新聞メディアの変遷
     近代的新聞の始まり
     §1 明治期
       新聞の誕生/大新聞と小新聞の発展/戦争と新聞
     §2 大正期
       大正デモクラシーの担い手/関東大震災と新聞
     §3 昭和戦前期
       軍ファシズムと新聞の屈服/戦時下の新聞
     §4 昭和戦後期
       占領時代の検閲/60年安保からベトナム戦争まで/新聞時代からテレビ時代へ/コンピューター化された新聞

    Ⅱ 新聞の現場
     §1 取材する現場
       ニュースとは何か/ニュースの効率的な収集/記者クラブの誕生/記者クラブの弊害/記者クラブの変革/02年新見解
     §2 取材される現場――人権意識の高まり
       犯人視報道/被害者のプライバシー侵害/メディア・スクラム
     §3 技術革新と新聞の現場
       デジタル化の波/ネットと新聞ジャーナリズム

    Ⅲ 新聞産業の構造と特質
     §1 新聞の二重性
       公共性と企業性
     §2 新聞産業の構造と特質
       新聞産業の規模/大きな企業間格差/多層的な競争
     §3 新聞産業の収支構造
       規模の経済/収入構造/費用構造
     §4 新聞産業の今日的課題
       販売/部数減,若者の新聞離れ,再販問題/広告/新聞広告の不振と多メディア化/広告データヘのニーズ
     §5 新聞産業の展望
       メディアの融合

    Ⅳ 新聞ジャーナリズムの課題
     §1 新聞ジャーナリズムヘの風圧
       平成の3大誤報/誤報を認めたがらぬ体質/調査報道の停滞/記者会見の衰弱
     §2 新聞ジャーナリズムの対応
       報道被害の顕在化/新・新聞倫理綱領の制定/メディア規制の動き/第三者機関の設置/第三者機関の役割
     §3 新聞ジャーナリズムの再構築
       原点としてのスクープ/全体像の提示/社会の紐帯として

    Ⅴ 放送メディアの変遷
     §1 ラジオの時代
       放送の世紀/日本でのラジオ誕生/監督と規制下での放送/マイクの開放/民放の誕生
     §2 テレビの時代
       テレビ本放送の開始/テレビも高度成長/主役になったテレビ/衛星中継とカラー化
     §3 多メディアの時代
       衛星放送の開始/激動の時代の放送/テレビ批判と自律/公権力の介入と規制/デジタル時代へ

    Ⅵ テレビの現場
     §1 放送番組と現場の自由
       現場の判断/現場の責任/TBS坂本弁護士ビデオ問題
     §2 報道の現場
       テレビ報道の影響力/現場を驚かす力/テレビ報道番組の現状/テレビ報道の流れと組織/テレビ報道の問題事例と今後の課題
     §3 製作の現場
       だれも知らなかったテレビ――番組制作の曙/製作者の情熱と製作条件番組制作の組織と仕事の流れ/製作者の環境の変化と今後の役割
     §4 テレビのデジタル化と製作現場
       デジタル化とコストの削減/製作会社の苦悩
     §5 番組規制の動きと製作現場
       法律による規制の動き/放送界の対応

    Ⅶ 放送産業の構造と特質
     §1 公共放送と商業放送の二元体制
       二元体制が世界の大勢/相互補完による情報の多元化/全国放送と県域放送/民放テレビ・ネットワークの存存/ラジオ・ネットワーク
     §2 制度的メディアとしての放送
       電波法と放送法の存在/免許事業/免許事業の法的意味/放送法による番組規制/放送事業者の自律/放送の「概念」の曖昧化
     §3 規制緩和と放送産業
       ハード・ソフトの一致/分離/マスメディア集中排除原則/集中排除原則の緩和
     §4 デジタル放送の時代
       衛星デジタル放送の普及/地上波テレビ放送のデジタル化

    Ⅷ 放送ジャーナリズムの課題
     §1 戦争報道
       フリー記者の活躍/歴史の記録壱/同行取材/フセイン銅像の引き倒し/米軍が仕組んだ?/検証報道/真相は?
     §2 ダイオキシン報道の最高裁判決
       ダイオキシン報道/最高裁判決/判断の拠り所/番組から受ける印象/テレビとチェック機能

    第三部 出版
    Ⅸ 出版メディアの変遷
      §1 「出版」の成立――ヨーロッパを中心に
       文字の発明、「本」の誕生/巻物と冊子体/活版印刷循/「グーテンベルク銀河」の諸相/霊感+商品=本という図式/近代産業となる「出版」
      §2 近代出版流通システム、というアポリア――日本
       近世と近代のはざま/書庫の世界一近世的な出版体制/明治初期の出版離陸/取次の誕生と近代出版流通システムの成立/マス化する「出版」/日配から戦後的体制へ/読者階級・教養主義・人文書
      §3「出版」の「歴史」を語るということ

    Ⅹ 出版の現場
      §1 編集のシステム
        出版社/出版社の仕事/編集
      §2 製作・販売のシステム
        業務・製作と販売・広告/出版の流通・販売
      §3 読者の実態
        読者の拡大と娯楽志向

    Ⅺ 出版産業の現状
      §1 デジタル革命のインパクト
       活字メディアの終焉?/出版産業の枠組みのゆらぎ/流通経済システムの制度疲労/2重構造
      §2 出版産業の構図
      出版大国・日本/出版産業を支える関連事業者/右肩上がりの神話の崩壊
      §3 変化する出版業
       出版業は「情報通信業」に分類/総合出版社と書籍出版社/講談社・音羽グループのパワー
      §4 出版物の流通・小売部門の現状
       変化する取次業/出版物小売業の現状/出版物の流通経路/注目されるオンライン書店

    Ⅻ 出版ジャーナリズムとしての総合雑誌
      §1 マスコミとジャーナリズム
       巨大になり過ぎた新聞と放送/天皇報道にみる相違/ジャーナリズムとしての機能
      §2 現実を動かした総合雑誌
       『文藝春秋』と『世界』の場合/松川事件と『中央公論』/最初は無関心だった広津和郎/広津和郎がとった行動
     §3 新聞報道に抗する雑誌編集者
       笹原金次郎の果たした役寄/第2審判決と広津総合雑誌を受け継ぐ出版社系週刊誌

    第四部 電子メディア
    ⅩⅢ 電子メディアの登場
      §1 ニューメディアヘの期待と挫折
        新技術とともに変遷するメディア/新聞社にとってのニューメディア/キャプテン/CATVと衛星放送
      §2 インターネットの衝撃 
        待たれた技術の成熟/インターネットで「情報革命」実現

    ⅩⅣ 電子メディアの新展開
      §1 電子メディアの諸相
        電子メール/メーリングリスト/ホームページ/メールマガジン/ブログ/パソコン/ケータイ/ゲーム機・PDA・書籍専用端末/CD-ROM・DVD・フラッシュメモリー・ストレージ/電子ペーパーとICタグ
      §2 電子メディアの特質
         融通無碍/シームレスー境界の喪矢/インタラクティプ/解体と再構成/危うさとはかなさ/無料の情報と情報の自由 
      §3 オンライン・ジャーナリズムの可能性
        インターネットはメディアの革命/電子新聞の可能性/メールマガジン・メーリングリスト・インターネット放送
      §4  総メディア社会」の中で
        ジャーナリズムの危機

    第五部 表現の自由とメディア・リチラシー
    ⅩⅤ 表現の自由と責任
      §1 日本における「表現の自由」の保障
      §2 メディアを取り巻く法制度
        取材の自由/公的情報へのアクセス/報道の自由/権利侵害の予防救済制度/伝達・配布の制限/インターネット規制
      §3 相次ぐ表現規制立法
        個人情報保護法による表現規制の可能性/人権擁護法案に潜む問題点
      §4 メディア産業法枠組みの変化
       マスメディア集中排除原則/地上デジタルで変わる所有ルール/言論報道機関の一般化

    ⅩⅥ メディア・リテラシー
      §1 私たちの情報環境
        民主主義社会の一員として
      §2 メディア・リテラシーの視点
        市民の視点/ジェンダーの視点/マイノリティの視点/その他のマイノリテイ/ 批判的」視点の基盤――現代的人権
      §3 メディアを読み解く概念
      §4 メディア・リテラシーの発展過程
        情報選択過程/思考過程/表現過程/発信と伝達/その体験がまたメディア・リテラシーになる
  • 内容紹介

    新聞・放送・出版の過去・現在・未来、マルチメディアの動向に加え、さらにメディア倫理とメディア・リテラシーまで、転換期のマスメディアの現状を中心に現代マスコミ論のポイントをまとめた。

    マスコミ学の教科書に最適!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    天野 勝文(アマノ カツフミ)
    1934年千葉県に生まれる。1957年東京大学文学部社会学科卒業。専攻、ジャーナリズム論。現職、日本大学教授

    松岡 新児(マツオカ シンジ)
    1931年東京に生まれる。1958年早稲田大学文学部ロシア文学専攻卒業。専攻、テレビ・ジャーナリズム。現職、(前)日本大学教授

    植田 康夫(ウエダ ヤスオ)
    1939年広島県に生まれる。1962年上智大学文学部新聞科卒業。専攻、出版論。現職、上智大学教授
  • 著者について

    天野 勝文 (アマノ カツフミ)
    編著者:(あまの かつふみ)日本大学教授。専攻、ジャーナリズム論。

    松岡 新兒 (マツオカ シンジ)
    編著者:(まつおか しんじ)前日本大学教授。専攻、テレビ・ジャーナリズム。

    植田 康夫 (ウエダ ヤスオ)
    編著者:(うえだ やすお)上智大学教授。専攻、出版論。

新・現代マスコミ論のポイント [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:学文社
著者名:天野 勝文(編著)/松岡 新児(編著)/植田 康夫(編著)
発行年月日:2004/04/10
ISBN-10:4762013099
ISBN-13:9784762013096
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:285ページ
縦:22cm
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