サステナブル金属素材プロセス入門―循環型社会の構築のために [単行本]
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サステナブル金属素材プロセス入門―循環型社会の構築のために [単行本]

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販売開始日: 2009/04/30
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サステナブル金属素材プロセス入門―循環型社会の構築のために の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    金属は、強く、加工しやすい、他の金属と組み合わせて多種多様な合金をつくることができるなど、優れた特性を持っている。その特性をいかして現代生活のあらゆる分野で使われている金属は、最もリサイクルに適した材料でもあり、使用済みの製品から金属を分離し、素材として再生させる試みが、すでに各所で行われている。本書は、「持続可能な循環型社会」構築のため、使用済み製品も資源として位置づける「都市鉱山」「人工鉱床」の考え方を提案してきた著者らが、東北大学での講義をもとに、地下資源(鉱石)から金属素材へ、さらに使用済み製品から金属素材を再生するプロセスを、環境問題にもふれながら、わかりやすく解説したものである。
  • 目次

    はじめに

    1章 サステナブルの意味〈中村 崇〉
      1 環境問題とサステナビリティ
      2 循環型社会における金属素材プロセス

    2章 金属材料と資源
     なぜ金属材料なのか〈柴田浩幸〉
      1 身近な金属
      2 金属の科学
        2.1 金属の結合状態
        2.2 金属の結晶と相変態
        2.3 金属の塑性加工性

     鉱物資源のできかたと存在〈中村 崇〉
      地球の成り立ちと鉱物資源の対象
        (a)鉄
        (b)アルミニウム
        (c)銅,亜鉛,鉛など親銅鉱物

    3章 メタルプロセス
     鉄ができるまで〈有山達郎〉
      1 はじめに
      2 鉄製造法の概略
      3 鉄の原料とは
        3.1 鉄鉱石
        3.2 石炭とコークス
        3.3 わが国における原料の輸入
      4 高炉による製鉄法
        4.1 コークス炉
        4.2 焼結機
        4.3 高炉
      5 高炉以外の製鉄法
      6 最近の製銑分野の課題

     鋼ができるまで〈北村信也〉
      1 緒言
      2 製鋼プロセスの発展
      3 果てしなき不純物との戦い
      4 結言

     軽金属ができるまで〈佐藤修彰〉
      1 緒言
      2 酸化物の還元
      3 アルミニウム製錬(溶融塩電解)
      4 チタン製錬(活性金属還元法)
      5 結言

     非鉄系ベースメタルができるまで〈中村 崇〉
      1 銅,亜鉛,鉛の製錬プロセス
        1.1 銅
        1.2 亜鉛
        1.3 鉛
      2 ニッケル・コバルトの製錬プロセス

     高融点金属,希土類金属,貴金属ができるまで―〈佐藤修彰〉
      1 はじめに
      2 高融点金属
      3 希土類金属の製造
      4 貴金属の製造
      5 終わりに

    4章 金属リサイクル
     金属リサイクルの考え方〈中村 崇〉
      1 リサイクルの基本思想
      2 廃棄物処理としてのリサイクル
      3 大量生産システムにおける資源
      4 リサイクル技術の基本的考え方
      5 マテリアルリースの考え方
      6 資源循環のための人工鉱床作成の試み

     鉄のリサイクルプロセス〈井上 亮〉
      1 発生
        1.1 工場発生スクラップ
        1.2 老廃スクラップ
      2 収集
      3 加工処理
        3.1 プレス(圧縮)加工
        3.2 シャーリング(切断)加工
        3.3 シュレッダー(破砕)加工
        3.4 ガス切断加工
      4 製品
      5 鉄スクラップの流れ
      6 鉄スクラップから鋼製品へ
        6.1 電気炉製鋼法
        6.2 高炉-転炉製鋼法
        6.3 圧延
      7 廃棄物処理に関する法令
      8 リサイクルの現状
        8.1 資源循環型社会への貢献
        8.2 鉄リサイクルへの技術対応
        8.3 リサイクル鉄の超鉄鋼化
      9 環境問題

     非鉄金属のリサイクルプロセス〈柴田悦郎〉
      1 金属資源の現状
      2 金属資源リサイクル
      3 アルミニウムのリサイクルプロセス
      4 銅,鉛,亜鉛のリサイクルプロセス
        4.1 銅
        4.2 鉛
        4.3 亜鉛

     レアメタルのリサイクルプロセス〈佐藤修彰〉
      1 はじめに
        コラム
      2 レアメタルの利用と都市鉱山の形成
      3 レアメタルのリサイクル
      4 レアメタルのリサイクルプロセス
      5 エネルギーレアメタルのリサイクル
      6 終わりに

    5章 金属素材プロセスにかかわる環境問題
     残留性有機汚染物質(POPs)〈葛西栄輝〉
      1 ストックホルム条約(POPs条約)の概要
      2 対策が必要とされるPOPs
        コラム
      3 ダイオキシン類の生成および分解過程
        3.1 前駆物質(precursor)からの生成反応
        3.2 合成反応
      4 ダイオキシン類の生成抑制
      5 PCBs廃棄物の処理
        5.1 PCBsの環境排出ルート
        5.2 欧米におけるPCBs廃棄物の処理状況
        5.3 日本のPCBs廃棄物処理
        5.4 低濃度PCBs汚染物の処理

     重金属〈中村 崇〉
      1 重金属の環境影響
      2 環境規制の考え方

    索引
    執筆者略歴
  • 内容紹介

    「持続可能な循環型社会」構築のため,使用済製品も資源として位置づける「都市鉱山」「人工鉱床」の考え方を提案してきた著者らが,地下資源(鉱石)から金属素材へ,さらに使用済み製品から金属素材を再生するプロセスを,環境問題にも触れながら,わかりやすく解説した.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中村 崇(ナカムラ タカシ)
    工学博士(九州大学、1978)。専門、材料プロセッシング、リサイクル工学。1977年九州大学大学院工学研究科博士課程冶金学専攻。単位取得退学。1977年九州工業大学工学部講師。1981年同助教授。1991年同教授。1998年東北大学素材工学研究所教授。2001年東北大学多元物質科学研究所教授。2002~08年同資源循環・再生研究センター長

サステナブル金属素材プロセス入門―循環型社会の構築のために の商品スペック

商品仕様
出版社名:アグネ技術センター
著者名:中村 崇(編)
発行年月日:2009/04/30
ISBN-10:4901496492
ISBN-13:9784901496490
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:採鉱・冶金
言語:日本語
ページ数:199ページ
縦:21cm
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