「インターネットと人権」を考える―ネット社会を生き抜くために [単行本]

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「インターネットと人権」を考える―ネット社会を生き抜くために [単行本]

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出版社:部落解放・人権研究所
販売開始日: 2009/03/13
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「インターネットと人権」を考える―ネット社会を生き抜くために の 商品概要

  • 目次

    刊行にあたって
    Ⅰ インターネットというメディア
    東アジア型情報社会の可能性と問題  奥野卓司
     インターネットの現在まで
     今日の「情報社会」の状況
     「情報社会」とは?
     日本は情報社会か
     アルビン・トフラーの「第三の波」
     アメリカと日本の「第三の波」比較
     東アジア型情報社会
     モノ語り文化の国の情報化
     
    インターネットとはどのようなメディアか  林 紘一郎
     インターネットの世界を俯瞰する
     インフォミュニケーションの時代
     サイバースペースの3つの特徴
     集中から分散へ―ネットワークトポロジーの変化
     ウェブサイトの発達
     メディア産業と規制の類型
     インターネットは平等か

    Ⅱ インターネットをめぐる法と自主規律
    インターネットと人権をめぐる状況  松井修視
     発信者の地位の回復
     インターネットの普及と社会的影響
     インターネット上のさまざまな人権侵害と法規制の状況
     インターネットのさらなる利用と人権侵害の新たな可能性
     違法・有害情報の規制―解決のためのバランシング
     

    安心・安全なインターネット利用環境をめざして  桑子博行
    -事業者自主規制の現状と課題 
     通信事業者として
     ネット社会の環境変化と「光と影」
     インターネット上の違法・有害情報対策
     ネット上の権利侵害への取り組み
     安心・安全なインターネット利用環境の整備に向けた動き
     

    Ⅲ インターネットとどうつきあっていくのか
    インターネットの心理学  碓井真史
     インターネット文化の不在
     人間関係能力の低下
     本当に親友は要らないの?
     傷つきたくないけど、分かってほしい
     ネットコミュニケーションの特徴
     ネット集団自殺の心理
     ネットコミュニケーションの可能性
     ネットについての社会的コンセンサスを

    インターネットと子ども・若い人びと 辻 大介
     新しい問題と、新しく見えるだけの問題
     若年層のネット利用の概況
     ネットコミュニケーションの特徴
     「有害」サイトやコンテンツへの接続
     ネット上での過激発言、誹謗中傷
     学級(学校)裏サイト
     ネット中毒、ケータイ依存
     誰かと始終つながっていたい
     「つながりの絶え間」の価値

    グローバルな視点からインターネット上の差別を考える 中原美香
     インターネットのさまざまな「場」
     インターネット上の人権侵害の問題点
     諸外国における人権侵害情報をめぐる判例
     法整備とネットワーク構築を

    「グーグル・ストリートビュー問題」とは何か 石田英敬
     情報とプライバシーをめぐる議論
     「プライバシー侵害問題」
     「四つのリスク」
     拡がる人権侵害のリスク
     情報社会の現段階
  • 内容紹介

    ネット上の差別事件が頻発している。この問題をどう捉えていけばよいのか。インターネットというメディアとネット上の人権侵害について社会学、心理学、文化人類学、法律などの研究者、事業者、市民の立場から多角的に考える。
  • 著者について

    奥野 卓司 (オクノ タクジ)
    関西学院大学大学院社会学研究科教授
    『ジャパンクールと江戸文化.』(岩波書店、2007年)、『日本発イット革命―アジアに広がるジャパンクール』(岩波書店、2004年)、『第三の社会』(岩波書店、2000年)、『人間・動物・機会―テクノアニミズム』(角川新書、2002年)。

    林 紘一郎 (ハヤシ コウイチロウ)
    情報セキュリティ大学院大学副学長・教授
    『インフォミュニケーションの時代』(中央公論社、1984年)、『情報メディア法』(東大出版会、2005年)、共著『進化するネットワーキング』(NTT出版、2006年)。

    松井 修視 (マツイ シュウジ)
    関西大学社会学部教授
    「ドイツにおける表現の自由とプライバシー」田島泰彦他編『表現の自由とプライバシー』(日本評論社、2007年)、「情報社会と人権」中川義朗編『現代の人権と法を考える』(法律文化社、2007年)、「インターネットと人権」『ヒューマンライツ』233号(部落解放・人権研究所、2007年)。

    桑子 博行 (クワコ ヒロユキ)
    社団法人テレコムサービス協会サービス倫理委員長
    現在、総務省、警察庁、内閣官房などの懇談会・研究会等の委員として多数出席。また、通信業界の立場では、プロバイダ責任制限法ガイドライン等検討協議会・会長代理違法情報等対応連絡会主査、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会・会長など多数。共著に、情報ネットワーク法学会編『インターネット上の誹謗中傷と責任』(商事法務、2005年)など。

    碓井 真史 (ウスイ マフミ)
    新潟青陵大学大学院教授
    『誰でもいいから殺したかった!追いつめられた青少年の心理』(KKベストセラーズ、2008年)、『人間関係がうまくいく 図解 嘘の正しい使い方』(大和出版、2008年)、『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』(主婦の友社、2001年)

    辻 大介 (ツジ ダイスケ)
    大阪大学大学院人間科学研究科准教授
    「ケータイは公共性の敵か」羽渕一代編『どこか〈問題化〉される若者たち』(恒星社厚生閣、2008年)、「ケータイ、インターネットと人間関係」橋元良明編『メディア・コミュニケーション学』(大修館書店、2008年)、「若者のコミュニケーションにおける配慮の現れ方」『文学』11-12月号(2008年)。

    中原 美香 (ナカハラ ミカ)
    インターネット上の差別に反対する国際ネットワーク(INDI)代表
    「多様な国内人権機関と機関相互の協力―アメリカの雇用機会均等委員会と行政人権部局―」NMP研究会・山崎公士編著『国内人権機関の国際比較』(現代人文社、2001年)、「インターネット上の差別をめぐる国際的な動向」『月刊部落解放』595号(2008年)、「サイバースペースにおける人種主義および排外主義と闘う-ヘイトスピーチに影響する法的問題および国際協力を促進する方法-」(上・下、翻訳)『部落解放研究』167号(2005年)、168号(2006年)。

    石田 英敬 (イシダ ヒデタカ)
    東京大学大学院情報学環教授 
    編著『知のデジタル・シフト』(弘文堂、2006年)、『現代思想の地平』(放送大学教育振興会、2005年)、『記号の知/メディアの知』(東京大学出版会、2003年)。

「インターネットと人権」を考える―ネット社会を生き抜くために の商品スペック

商品仕様
出版社名:部落解放・人権研究所 ※出版地:大阪
著者名:部落解放・人権研究所(編)
発行年月日:2009/03/31
ISBN-10:4759267239
ISBN-13:9784759267235
判型:A5
発売社名:解放出版社 ※発売地:大阪
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:146ページ
縦:21cm
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