妖怪は繁殖する(ナイトメア叢書〈3〉) [全集叢書]

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    • 妖怪は繁殖する(ナイトメア叢書〈3〉) [全集叢書]

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妖怪は繁殖する(ナイトメア叢書〈3〉) [全集叢書]

一柳 廣孝(編著)吉田 司雄(編著)
価格:¥2,640(税込)
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出版社:青弓社
販売開始日: 2006/12/20
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妖怪は繁殖する(ナイトメア叢書〈3〉) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    小説、コミックス、映画、フィギュアなど様々な文化のなかで増殖し続ける妖怪たち。
  • 目次

    「闇」への想像力をかきたてるために──「ナイトメア叢書」刊行にあたって 一柳廣孝

    はじめに 一柳廣孝

    第1章 妖怪と付き合う
     妖怪研究三十年──小松和彦インタビュー 小松和彦[聞き手:一柳廣孝/吉田司雄]
      1 現代によみがえる妖怪たち
      2 社会の写し絵としての妖怪ブーム
      3 妖怪を思考すること
      4 民俗学と記憶と妖怪と
      5 「異人」としての小松和彦
      6 そして、民俗学と妖怪の未来へ
     妖怪という文法──京極夏彦インタビュー 京極夏彦[聞き手:一柳廣孝/吉田司雄]
      1 妖怪研究の現在
      2 妖怪研究は不可能である
      3 妖怪とは、水木しげるが作ったものだ
      4 水木しげるの妖怪観
      5 妖怪を書く
      6 タイトルとボリュームと
      7 どの出版社で何を書くか
      8 メタ妖怪小説としての『豆腐小僧双六道中』
      9 『妖怪馬鹿』たち
      10 変質する妖怪
      11 表現に対するこだわり
      12 言葉のリズム

    第2章 妖怪を語る
     果てしなき流れに身を投じ 化野 燐
     「妖怪」の要素──描くという視線から 東雲騎人
     実録怪談のなかの妖怪たち 中山市朗
     妖怪展にまつわる不思議な体験 湯本豪一

    第3章 表象としての妖怪
     薄明を歩む──熊倉隆敏『もっけ』 一柳廣孝
      1 コミックスカバーの記号学
      2 ヒトと物怪のあいだ
      3 境界に佇むこと
      4 モノノケと語ろう
     怪猫映画の系譜学 志村三代子
      1 怪猫映画の変遷
      2 新興キネマの怪猫映画
      3 鈴木澄子という女優
      4 大映の怪猫映画
     「モノノケ」の奏でる音楽──初期ソウル・フラワー・ユニオンの音楽が問題にしたもの 広瀬正浩
      1 被災地に現れた「モノノケ」
      2 「モノノケ」の視覚化とアイヌへの関心──『カムイ・イピリマ』
      3 「モノノケ」への呼び掛け──『ワタツミ・ヤマツミ』
      4 「モノノケ」を表象することの限界
      5 主体としての「モノノケ」──モノノケ・サミットの実践
      6 まとめ

    第4章 時代のなかの妖怪
     近世の怪異と知識人──近世前期の儒者を中心にして 木場貴俊
      1 近世怪異文化の大立者、林羅山
      2 怪異の唯物論的理解──貝原益軒をもとに
      3 怪異の唯心論的理解──『性理字義』の受容
     恋するオサカベ 横山泰子
      1 江戸?明治期のオサカベ物
      2 泉鏡花の『天守物語』
      3 岡本綺堂の『小坂部姫』
      4 現代歌舞伎の「恋するオサカベ」
     毛玉たちの沈黙、あるいはケサランパサランの独白 飯倉義之
      1 吾輩はケサランパサランである
      2 いかに珍重されたかは、今日に至るまでの名前の多さでわかる
      3 吾輩は昭和五十年来多少有名になったので
      4 ありがたいありがたい。
     ツチノコも繁殖する──「恐怖」から「愛玩」へ 伊藤龍平
      1 『逃げろツチノコ』の話し手たち
      2 ドラえもんとツチノコ
      3 ツチノコのキャラクター化

    [連載]
    ゆらぐフレームの内外(第3回)
     キング・コングになれなかった男 吉田司雄
    真夜中のセクシュアリティ(第3回)
     いつか妖怪になる日──馴らされぬ怪異を求めて 久米依子
      1 〈妖怪愛〉の時代
      2 同胞としての妖怪たち
      3 怪異の無害化と共生──巌谷小波・宮沢賢治
      4 〈母〉という怪異──小川未明

    第5章 妖怪をまなざす
     妖怪研究の現在 香川雅信
      1 妖怪研究の流れ
      2 妖怪と娯楽・サブカルチャー
      3 妖怪と怪談・幽霊研究
     「鏡花」の「怪異」について「語る」こと──田中貴子『鏡花と怪異』を読む 松村友視
      1 物語とは何か
      2 「怪異」のこわさとは何か
      3 物語りたいのは誰なのか

    ブックガイド 諸岡卓真/川崎公平/横濱雄二/井上貴翔/成田大典
  • 内容紹介

    村・記憶・世間話の世界から飛び出して、小説・コミックス・映画・フィギュアなど、さまざまな文化現象のなかで増殖しつづける妖怪たち。私たちは、どのように妖怪を愛で/忌んでいるのか。妖怪の現在形から現代の闇を透かし見る「ナイトメア叢書」第3巻。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    一柳 廣孝(イチヤナギ ヒロタカ)
    1959年、和歌山県生まれ。横浜国立大学教員。専攻は日本近代文学、日本近代文化史

    吉田 司雄(ヨシダ モリオ)
    1957年、東京都生まれ。工学院大学教員。専攻は日本近代文学、文化研究
  • 著者について

    一柳 廣孝 (イチヤナギ ヒロタカ)
    1959年、和歌山県生まれ。横浜国立大学教員。専攻は日本近代文学、日本近代文化史。著書に『〈こっくりさん〉と〈千里眼〉』(講談社)、『催眠術の日本近代』、編著に『オカルトの帝国』『「学校の怪談」はささやく』『心霊写真は語る』(いずれも青弓社)など。

    吉田 司雄 (ヨシダ モリオ)
    1957年、東京都生まれ。工学院大学教員。専攻は日本近代文学、文化研究。編著に『探偵小説と日本近代』、共編著に『機械=身体のポリティーク』『幻想文学、近代の魔界へ』『ホラー・ジャパネスクの現在』(いずれも青弓社)、『ディスクールの帝国』(新曜社)など。

妖怪は繁殖する(ナイトメア叢書〈3〉) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:一柳 廣孝(編著)/吉田 司雄(編著)
発行年月日:2006/12/18
ISBN-10:4787291815
ISBN-13:9784787291813
判型:A5
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:250ページ
縦:21cm
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