丹波物語―併録「難民敗残医学生記」「岡山医科大学金光学生寮」 [単行本]

丹波物語―併録「難民敗残医学生記」「岡山医科大学金光学生寮」 の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  数十年の時を超え同窓会に向かう列車の中で、数々の思い出が当時の歌と共に著者の胸によみがえる。戦前の、丹波地方の大自然の中での生き生きとした少年時代、戦中の学徒動員での命の危機がある中での鮮やかな青春の日々、戦後の岡山での飢えとの闘いの医学生時代。当時の歌の記録と共に、差別が日常にある環境や苛酷な中でもたくましい庶民の暮しぶりが描かれ、戦中戦後のさまざまなエピソードがユーモアを交えて展開して行く。また、過疎の村の医師であった父や家族とのドラマも、あたたかさや悲しさや悔しさも交えて興味深く語られる。臨場感あふれる、一医師のリアルな激動の昭和史。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  丹波物語（「故郷」への小さな族
  田中君と浜松高等工業学校
  変貌と回想　ほか）
  難民敗残医学生記（ＨとＭのこと
  難民敗残医学生
  学生寮と飢餓）
  岡山医科大学金光学生寮（底辺の学生たち
  友人達
  飢餓　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  水落 理(ミズオチ オサム)
  １９２４年（大正１３年）徳島県中枝村（現徳島市）生まれ。１９５０年（昭和２５年）岡山医科大学卒。倉敷医療生活協同組合水島診療所を経て、第二の故郷である京都府天田郡三和町の町立診療所長となる。約２年後に乞われて岡山市の岡山協立病院長に就任。森永砒素ミルク事件救済活動など、多方面に活躍。１９７８年（平成元年）に岡山県知事選挙に立候補。１４万４５００票を獲得する。１９９９年（平成１１年）に岡山医療生活協同組合名誉理事長となる

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