祝祭の町 [単行本]

祝祭の町 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  緩やかなＳ字状に軒を連ねたわずか２０軒ほどの古い商家の町並みが、幼い私の小さな宇宙だった。昭和前期の西大寺の町が鮮やかによみがえる…。第２回「岡山・吉備の国文学賞」最優秀賞受賞作家が、昭和１０年前後の岡山市西大寺の町を舞台に、幼年期から少年期へ移りゆく日々を深い愛惜の想いをこめてたどった追憶の物語。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  磨家 信一(トギヤ シンイチ)
  １９２６（大正１５年）１月、岡山県上道郡西大寺町中福町（現・岡山市西大寺中３丁目）に生まれる。１９３８（昭和１３）年、岡山県津山市に移り住む。１９５０（昭和２５）年、同人雑誌「文学山河」に参加する。１９５８（昭和３３）年、短編小説「大宮踊り」による第５回新潮社同人雑誌賞受賞。１９９３（平成５）年、中篇小説「赤い勲章」により第２回岡山・吉備の国文学賞最優秀賞受賞。２００６（平成１６）年７月より岡山県倉敷市有城に移り住む

祝祭の町 [単行本] の商品スペック