戦後思想のポリティクス(戦後・暴力・ジェンダー〈1〉) [全集叢書]

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戦後思想のポリティクス(戦後・暴力・ジェンダー〈1〉) [全集叢書]

大越 愛子(編著)井桁 碧(編著)
価格:¥3,080(税込)
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出版社:青弓社
販売開始日: 2005/11/21
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戦後思想のポリティクス(戦後・暴力・ジェンダー〈1〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    既成の戦後論/民主論/占領論はなにを語らないのか―。敗戦後という時空間、ジェンダーというまなざし、東アジアという問題領域を照射し、戦後を歴史化して、戦後思想の政治性を射抜くフェミニズム文化批評。
  • 目次

    「戦後・暴力・ジェンダー」全三巻の刊行にあたって 大越愛子/井桁 碧

    はじめに──ジェンダーから読む「戦後」 大越愛子

    第1部 戦後とは何か

    第1章 戦後思想のパラドックス 大越愛子
     1 敗戦後から戦後へ
     2 「家父長制」デモクラシー
     3 大日本帝国の崩壊、民族差別・人種差別の隠蔽
     4 象徴天皇制という欺瞞
     5 ジェンダーの「戦後」
     6 パラドックスは超えられるか

    第2章 敗戦/占領とジェンダーのポリティクス 井桁 碧
     1 「大きなアメリカ人」
     2 挑発する〈ジェンダー〉
     3 〈性〉の未来に
     4 占領軍兵士の「慰安」
     5 書くことの/読むことの〈位置〉
     6 占領と「性的比喩」
     7 GIの日本と「日本の女」
     8 従属の象徴としての「パンパン」
     9 戦後思想の特徴としての「男性的」
     10 敗戦/占領と〈性〉の修辞/ポリティクス

    第3章 沖縄から広がる戦後思想の可能性──戦場における女性の体験を通じて 洪★王偏に允★伸
     1 人種化された体──「朝鮮人従軍慰安婦」と「辻遊郭の女性」
     2 住民の統治手段となった女性の体と「強かん恐怖」
     3 「慰安婦」たちの戦後と拠点としての沖縄──結論に代えて

    第4章 リブの可能性と限界──主婦と娼婦の分断 菊地夏野
     1 女性と国家
     2 抵抗の「場」をずらす
     3 主婦的状況の意識化
     4 娼婦と主婦の分断
     5 主体化を超えるエロス
     6 臨界点

    第5章 女性学の戦後──よりよく〈わたし〉を生きるために 大橋 稔
     1 男性と女性学
     2 ブラック・フェミニズムと日本の女性学
     3 女性学の現在

    第2部 戦後思想を外部の視点で捉える

    第6章 リドレス不可能性について──サイゴン、広島、フランツ・ファノン 米山リサ
     1 解放とリハビリの米国神話──フィリピン、日本人女性、ヴェトナム難民
     2 戦争犯罪を銘記することの意味
     3 リドレス不可能性の意味と可能性

    第7章 大虐殺の後で──済州島における女性の痛みと生存の連帯 金成禮[藤枝 真 訳]
     1 アンティゴネーと悲嘆する権利
     2 歴史の廃墟のなかの女性の地位
     3 国家暴力という統治体の「アカ」大量虐殺
     4 反共産主義という見せ物における性化された身体
     5 家父長的言語に対する沈黙の身体
     6 連帯と痛み──夢、哀しみ、霊魂憑依
     7 生き残るための連帯──「寡婦」ネットワーク
     8 トラウマの消えない記憶と女性の人権

    第8章 東アジアの戦後の歴史を考える──日韓を横断する視点は可能か 権憲益/金成禮/大越愛子/井桁 碧

    おわりに 井桁 碧
  • 内容紹介

    既成の戦後論/民主論/占領論は何を語らないのか──。いま・ここの構造的暴力に抗うために、敗戦後という時空間、ジェンダーというまなざし、東アジアという問題領域を照射し「戦後」を歴史化して、戦後思想の政治性を射抜くフェミニズム文化批評。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大越 愛子(オオゴシ アイコ)
    近畿大学文芸学部教員。専攻は、女性学、哲学、宗教学

    井桁 碧(イゲタ ミドリ)
    筑波学院大学教員。専攻は、ジェンダー論、フェミニズム批評理論、共同体論、宗教学
  • 著者について

    大越 愛子 (オオゴシ アイコ)
    近畿大学文芸学部教員。専攻は、女性学、哲学、宗教学。著書に『フェミニズムと国家暴力』(世界書院)、『フェミニズム入門』(筑摩書房)、『闘争するフェミニズムへ』(未来社)など。

    井桁 碧 (イゲタ ミドリ)
    筑波学院大学教員。専攻は、ジェンダー論、フェミニズム批評理論、共同体論、宗教学。編著に『「日本」国家と女』、共著に『宗教のなかの女性史』(ともに青弓社)、『女神』(平凡社)など。

戦後思想のポリティクス(戦後・暴力・ジェンダー〈1〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:大越 愛子(編著)/井桁 碧(編著)
発行年月日:2005/11/20
ISBN-10:4787232517
ISBN-13:9784787232519
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:300ページ
縦:20cm
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