フレーゲ入門―生涯と哲学の形成(双書エニグマ) [全集叢書]
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フレーゲ入門―生涯と哲学の形成(双書エニグマ) [全集叢書]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2003/09/12
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フレーゲ入門―生涯と哲学の形成(双書エニグマ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、「フレーゲ哲学をそのコンテクストにおいて(Frege in Context)」―、つまり、フレーゲの論理と哲学の生成を、その生涯に即し、生活の座において(Sitz im Leben)、素描しようとする試みである。
  • 目次

    まえがき

    1 現代哲学へのインパクト──フレーゲの再発見

    2 フレーゲの業績概略──その哲学史的・論理学史的位置づけ
     2・1 フレーゲの歩みに即して
     2・2 フレーゲ哲学の構成と方法
     2・3 哲学の基本的問題における革新

    3 フレーゲ小伝

    4 故郷・家族・少年時代
     4・1 ハンザ都市ヴィスマール
     4・2 フレーゲの家系
     4・3 フレーゲのギムナジウム時代

    5 修業時代──イエーナとゲッティンゲン
     5・1 イエーナ大学
     5・2 イエーナ大学監督官の影響力
     5・3 イエーナでの学生時代
     5・4 シェファーと数学協会
     5・5 フレーゲの学生時代とアッベ
     5・6 ゲッティンゲン時代と博士号取得

    6 イエーナ大学私講師時代
     6・1 教授資格請求論文
     6・2 私講師就任

    7 論理学の革命
     7・1 フレーゲの講義評価
     7・2 数学から論理学へ
     7・3 『概念記法』(一八七九)の概要
     7・4 反響と反批判
     7・5 員外教授招聘
     7・6 アッベとツァイス財団
     7・7 アッベの「科学のための政府助成金」とフレーゲ
     7・8 フレーゲの家庭生活──母の同居、結婚、母の死去

    8 フレーゲの数学・論理学講義(一八七九~一八八四)

    9 『算術の基礎』──論理主義のプログラム提示
     9・1 『算術の基礎』の狙い
     9・2 幾何学と算術──直観と一般性
     9・3 『算術の基礎』における算術の哲学

    10 学問的頂点──『算術の基本法則』I(一八九三)公刊
     10・1 フレーゲの論理思想
     10・2 算術の哲学A(基数論)
     10・3 算術の哲学B(実数論)(『基本法則』II(一九〇三))

    11 論理と言語の哲学
     11・1 いわゆる「哲学諸論文」の主題
     11・2 言語批判と言語への転回
     11・3 フレーゲの論理学理解
     11・4 真理論
     11・5 真理と意味(Bedeutung)
     11・6 本来的思想と虚構
     11・7 意義と思想
     11・8 意義──認識的位相から

    12 フレーゲの危機
     12・1 財団教授:客員正教授への招聘
     12・2 パラドクス──破綻のドラマ
     12・3 家庭的不幸──フレーゲ夫人の逝去(一九〇四)

    13 形式主義論争
     13・1 フレーゲとトーメ
     13・2 『算術の基本法則』Ⅱ(一九〇三)──ゲームと応用可能性
     13・3 ヴィトゲンシュタイン、ヴァイスマン、レーヴェンハイム

    14 同僚の評価と往復書簡
     14・1 イエーナでの評価
     14・2 『書簡』を通して

    15 フレーゲの講義風景──学生たちの回想
     15・1 カルナップの回想
     15・2 ショーレムの回想

    16 晩年のフレーゲ
     16・1 日常点描
     16・2 晩年のフレーゲとヴィトゲンシュタイン

    17 フレーゲと政治・宗教
     17・1 イエーナでの政治参加
     17・2 最晩年の日記から

    18 現代哲学への影響と論争点いくつか

    あとがき
    文献案内
    事項索引
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    アリストテレス以来の論理学を革新し、新しく現代論理学を創始したフレーゲ。その生涯と業績を解説する。
  • 内容紹介

    ゴットロープ・フレーゲは名のみ高く読まれることの少ない論理学者・哲学者である。フレーゲは19世紀から20世紀への変り目に、アリストテレス以来の論理学を革新し、新しく現代論理学を創始した人。同時代の論理学者・数学者の多くからは無視されたが、少数の俊英に大きな影響を与えた。例えばペアノ、カントール、ラッセル、カルナップ、ヴィトゲンシュタインら。そして彼らが20世紀の学界を領導するにつれて、フレーゲに改めて光が当たり始めた。 本書は近年進展しているフレーゲの伝記的研究を踏まえ、生涯と業績を解説したものである。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    野本 和幸(ノモト カズユキ)
    1939年東京都に生まれる。1962年国際基督教大学教養学部卒。1967年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。現在、創価大学文学部教授。東京都立大学名誉教授
  • 著者について

    野本 和幸 (ノモト カズユキ)
    野本 和幸(のもと かずゆき)
    1939年東京都に生まれる。1962年国際基督教大学教養学部卒。1967年京都大学大学院文学研究科博士課程単位習得退学、文学博士(京都大学)。現在:東京都立大学・創価大学名誉教授。著書:『フレーゲの言語哲学』(勁草書房,1986年)、『現代の論理的意味論』(岩波書店,1988年)、『意味と世界』(法政大学出版局,1997年)、『フレーゲ入門』(勁草書房,2003年)、『フレーゲ哲学の全貌』(勁草書房,2012年)、『数論・論理・意味論 その原型と展開』(東京大学出版会,2019年)、『フレーゲ・ルネサンス』(東京大学出版会,2023年)ほか。編訳書:『フレーゲ著作集』全6巻(勁草書房,1999~2002年)ほか。

フレーゲ入門―生涯と哲学の形成(双書エニグマ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:野本 和幸(著)
発行年月日:2003/09/10
ISBN-10:4326199059
ISBN-13:9784326199051
判型:B6
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:281ページ ※266,15P
縦:20cm
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