梶山季之と月刊「噂」 [単行本]

梶山季之と月刊「噂」 [単行本] の 商品概要

• 目次

  「噂」表紙集
  
  挨拶状
  梶山季之略年譜（および主要作品）
  
  第Ⅰ部　「噂」と梶山季之
  　創刊　その意図したもの（橋本健午）
  　「噂」目次一覧
  　企画別・内容一覧／解説①～⑰（高橋呉郎）
  
  ※コラム
  「速記者の分際」竹島茂
  「エコール・ノルマル・シュペリウール」小石原昭
  「『噂』の前後」間室胖
  
  第Ⅱ部　「噂」その舞台裏
  　その１　それは“契約”から始まった
  　その２　支部づくりと懇親会
  　その３　「読者のうわさ」・「読者ロビー」について
  
  第Ⅲ部　「噂」掲載広告一覧
  　「噂」広告料金表・中吊り広告
  
  あとがきにかえて─我が家の「噂」時代　　梶山美那江
  
  第Ⅳ部　復刻
  　①　「噂」創刊号（昭和四六年八月号）
  　②　「海を渡った文士の講演旅行」樋口進　〈きき手・梶山季之〉（昭和四七年九月号）
  　③　「初代編集長登場」〈「週刊ＴＶガイド」鈴木重雄〉　（昭和四八年六月号）
  　④　「プレイバック」「直言曲言」　（昭和四八年一二月号）
  

• 内容紹介

  月刊「噂」──昭和30年代後半～40年代の代表的な流行作家である梶山季之が、自身で経費を負担して発行しつづけた月刊誌である。「噂」は、文壇の知られざる話題を紹介し、マスコミ批評をいちはやく手がけるなど、後の出版界に多大な影響を与えた。本書は、「噂」全３２号の表紙・目次・広告をまとめ、この雑誌の全貌を明らかにするとともに、発行の舞台裏を紹介し、厖大な経費と労力をいとわず、この雑誌にかけた梶山季之の知られざる姿を浮かび上がらせる。「噂」創刊号を巻末に復刻収録。
  
  図書館選書
  昭和４０年代の流行作家・梶山季之が経費を負担して刊行し、後の出版界に大きな影響を与えた月刊誌「噂」。その全貌（全号の表紙、目次、広告）をまとめ、発行の舞台裏も紹介する。「噂」創刊号を巻末に復刻収録。

• 著者について

  梶山季之資料室 (かじやまとしゆきしりょうしつ)
  作家・梶山季之（1930-1975）の活動の記録を残すため、梶山の生前から今日にいたるまでの、関連資料の収集・整理・保管を行っている。代表：梶山美那江。

梶山季之と月刊「噂」 [単行本] の商品スペック