水南老人講話「宮本武蔵」―楠正位と大日本武徳会 [単行本]
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水南老人講話「宮本武蔵」―楠正位と大日本武徳会 [単行本]
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水南老人講話「宮本武蔵」―楠正位と大日本武徳会 [単行本]

堂本 昭彦(編著)石神 卓馬(編著)
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出版社:体育とスポーツ出版社
販売開始日: 2004/07/01
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水南老人講話「宮本武蔵」―楠正位と大日本武徳会 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    京都。いまよみがえる大日本武徳会の明治―あの武術教員養成所で多くの俊秀を育てた水南楠正位がとくに剣道家のために講義した異色の宮本武蔵。堂本昭彦があらたに執筆した楠正位と大日本武徳会もあわせて収めている。
  • 目次

    楠正位と大日本武徳会    堂本昭彦
     楠正位
     大日本武徳の発端
     存在した武徳会のモデル
     第一回武徳祭大演武会
     平安神宮奉額
     武徳伝の竣工
     武術講習の開始
     武術教員養成所
     岡崎町字福ノ川
     南禅寺塔頭正的院
     武専の出発
     右武会の設立
     さらば、水南老人

    水南老人講話 「宮本武蔵」  石神卓馬    
     凡例
    第一話 宮本武蔵の父新免無二斎京に上る
     講和のはじめに述べておくこと
     刀術を愛した将軍足利義輝義昭
     無二斎御前試合で吉岡憲法に勝つ
     三本勝負の起源は無二斎対憲法

    第二話 武蔵の生涯には後人の創作が混入している
     経歴不審武蔵は関ケ原に出ていない
     武蔵のルーツ新免家の主家滅亡と変転
     二刀流は武蔵の父無二斎が開発した

    第三話 東軍流三宅軍兵衛との試合はこう展開した
     播州姫路城下武蔵に挑んだ東軍流の達者
     昂然と出現した武蔵の挑発
     遠間で進退のを自由を得る真剣勝負の心得
     これぞ見切り空を打った軍兵衛の三本
     「騒ぐ」と「怒る」は見切りの障りである

    第四話 武蔵が門弟に説いた刀術修行の心構え
     赤壁屋の道意武蔵に修行の心得を聞く
     幅三尺の板の教え心と業前を一致させよ
     武蔵が与えた謎太刀を執って幽霊になれ
     空になれ心が形に表われなければ勝つ
     幽霊の正体を見とどけて心を読む

    第五話 武蔵が門弟に授けた試合に勝つための心得
     太刀先見切りにむだに五体を動かさない
     深田左兵衛談話見切り修行の伸びると縮む
     初対面の相手でも見切りは可能である
     剣術は術であって力をたのむものではない
     孫氏の兵法彼を虚にして我を実にする

    第六話 異形の風貌精悍な性行諸芸堪能は挫折の所産だった
     躯幹長大英姿颯爽たる一個の偉丈夫
     精悍がもたらす長所は勇気短所は我慢
     書画彫刻蹴鞠乱舞武蔵は多機能高性能だった
     人生の抑圧エネルギーを諸芸に昇華させた
     幼弱を愛し浪人を授け門弟を育て入浴しない

    第七話 武蔵が養子にした三人の童子とくに伊織のこと
     出羽国正法寺ケ原の泥鰌武蔵
     養子伊織は播磨国印南郡米田村岡本甚兵衛二男
     諸国大名から客礼賓師として遇された武蔵

    第八話 武蔵は剣の理合を政治に施すため地位を求めた
     武蔵は世の兵法者には御座無く候
     終身仕官せぬという口実に隠された本心
     世は人材供給超過時代少し遅れた武蔵の登場
     第一の挫折幕府に武蔵を容るる余地なし
     
    第九話 大名の私的政治顧問をめざした異相の剣客
     尾張藩藩祖徳川大納言義直文武を奨励す
     徳川義直がみずから選定した柳生兵庫助利厳
     武蔵仕官の機会を求めて名古屋へ行く
     大導寺玄蕃の周旋で刀術を上覧に供す

    第十話 志望の実現を阻んだのは武蔵自身の傲慢だった
     上覧試合一瞬の早業と天性の気力で倒す
     尾張徳川義直が語った剣客宮本武蔵の印象
     第二回の挫折拒絶された武蔵千石の申し出
     武蔵進退を誤まるみずから閉ざした君側への道

    第十一話 尾張の武蔵門弟の教育に励み円名流を広げる
     意外に狭い器量千石に固執した武蔵の失敗
     新陰流名人長野五郎左衛門との親密な交際
     「活きた人がくる」武蔵が見た柳生兵庫助

    第十二話 尾張を去った武蔵は鎮西の藩黒田家に志を寄せた
     筑前黒田家武蔵志を抱いて博多をめざす
     禄高三千石武蔵が自分につけた高額正札
     第三回の挫折破談の理由は武蔵の異相だった

    第十三話 晩年の幸福細川家十七人扶持玄米三百俵大組頭格
     我等事只今迄奉公人と‥‥‥一家中も無之候
     武蔵の大胆な口上「時により国の治め様」
     挫折から得た知恵禄を求めず身分を得る
     細川忠利の死去夢と終わった武蔵の政治志望
     
    第十四話 武蔵は武芸における天稟の五条件を完備していた
     天稟か修行か武芸の名人上手に二つの型
     少年おそるべしその躯幹膂力胆力相貌精神
     武蔵の勝利は剣術の真理に拠った天稟の発動
     ふたたび武蔵剣術について尾張藩祖義直の感想

    第十五話 温厚な人格者の脳震盪あわれ吉岡清十郎剃髪遁世す
     いざ参る天下無双兵法者夢想権之助の大木刀
     飛刀の術短刀を打ちだして宍戸典膳に勝つ
     武蔵の上京名流吉岡一門との因縁対決
     約束一本勝負清十郎は真剣を遣ったの嘘

    第十六話 一乗寺藪のお下がり松又七郎を両断し決着をつける
     伝七郎絶名ガッタリの分銅武蔵を撃つ
     一対多数の駆け引き武蔵門弟の随行を許さず
     武蔵に必勝の理囲みを切り開いて脱出す
     練心法を修めよ仏神は尊ぶも仏神をたのまず
     相手によって変化戦地に処して敵を待つ

    第十七話 駆け引きは千変万化その場の機から生じる
     私がくぐった死地常に逃げるを目的とした
     五輪書水の巻多敵の位の事に見る武蔵の心得
     必死の勇気精妙な武術敵の包囲を切り抜ける
     武蔵流伝書が簡潔に語る一乗寺決闘の展開

    第十八話 練心をくふうせよ剣術だけでは武蔵になれぬ
     趙活の談兵知識だけでは機変に応じられない
     練心の効果事に臨んで死を転じ生を得る
     駆け引きは魚つなぎ敵を混雑させ背面に受けぬ
     心せよ多数と闘う一人は遅疑猶予が大禁物なり

    第十九話 『二天記』の破綻は小次郎に関する記述の大矛盾
     「小次郎は富田勢源の弟子」は信用できない
     勢源の諸国行脚美濃国稲葉城下で試合する
     中条流から富田流へ勢源と景政と重政と
     『二天記』の小次郎年齢や経歴の奇々怪々
     大失策武蔵を侮辱している小次郎十八歳説

    第二十話 術にはまった小次郎決闘の前に武蔵は勝っていた
     慶長十七年四月十三日武蔵と小次郎船島で決闘
     勝負は後の先初太刀を見切った武蔵の一撃
     考証の不備武蔵はそんな愚かではなかった
     真剣勝負の心得小次郎は鞘を捨てなかった
     心神惑乱武蔵に感情を操られた小次郎の敗北
  • 内容紹介

    あの武術教員養成所で多くの俊秀を育てた水南楠正位がとくに剣道家のために講義した宮本武蔵。大日本武徳会の明治もあわせて収録した。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    堂本 昭彦(ドウモト アキヒコ)
    作家

    石神 卓馬(イシガミ タクマ)
    作家。雑誌連載「聞き書き剣道史」(百六十八回)「剣道歴史紀行」(五十四回)など近代剣道史の発掘と記録に独自の実績を持つ

水南老人講話「宮本武蔵」―楠正位と大日本武徳会 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:体育とスポーツ出版社
著者名:堂本 昭彦(編著)/石神 卓馬(編著)
発行年月日:2004/06/15
ISBN-10:4884580206
ISBN-13:9784884580209
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:体育・スポーツ
言語:日本語
ページ数:274ページ
縦:22cm
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